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トラに縁がある私

本日のテーマ、『トラに縁がある私』も思いつきであり、まとまっておりません。メモ書き風に残します。

風呂に浸かりながら

妻が応募した懸賞の抽選で、"おふろの王様"の無料招待券が四枚当たりました。使用期限が2020年10月末ということなので、日課のWalkingの距離を延ばして、ここ数日連続して色々な店舗を利用させてもらっています。

私は、熱狂的な温泉好きではありません(嫌いという訳ではありません)。長湯するのが苦手で、カラスの行水に毛が生えた程度で十分満足できる性分です。それでも運動して汗をかいた後、ゆっくりと湯に浸かると気分は最高です。その点、”おふろの王様”は、どの店舗の施設も申し分ありません。混雑しているのも当然かもしれません。軽く宣伝しておきたいと思います。

トラとの縁

今日、湯槽に浸かっている時にふと「私は"トラ"に関連する事柄と縁があるなあ‥」という発想が浮かびました。

● 息子は2010年の寅年生まれ
● 敬愛する吉田松陰の幼名は"寅次郎"
● 住んでいたデトロイトの野球チームは、"タイガース"
● 中島敦『山月記』に深い感銘を受けた
● 『男はつらいよ』の主人公は、車寅次郎‥

こうして並べてみると、私が特別強い縁でトラと結ばれているとは思えない気もしますが、自分と"トラ"の関係を考える貴重な時間になりました。

『山月記』の記憶

『山月記』は、自身の臆病な自尊心、尊大な羞恥心、またそれゆえに切磋琢磨をしなかった怠惰のせいで、人喰い虎に成り果ててしまった李徴という男の物語です。

中学時代の国語の教科書で一度学んだ筈なのですが、50歳を超えた今再読すると、自身の経験とも絡んで、身をつまされる思いにかられる重たい作品です。調子に乗って失敗した時には戒め的にこの小説のことを思い返すことがよくあります。

私には『臆病な自尊心』『尊大な羞恥心』『切磋琢磨しない怠惰』が確実にあったと思うし、束の間の安寧生活を手に入れた今の私は虎に成り果ててしまった恐怖感すらあります。

2年後にやってくる寅年に向けて

私は漠然と2022年の寅年が自分自身の正念場、勝負の年になりそうな気がしています。過去を振り返っても、2010年、1998年、1986年の寅年は個人的な転機を迎えた波乱の年だったという記憶があります。

そんな予感のする2022年の寅年を万全の体制で迎えられるように、今から着々と準備をする必要があることをひしひしと感じています。

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