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松本市内を歩いて

2022年8月最後の日曜日を充実させようと、松本市内を自分の足で歩き回ってみました。暑さも随分和らいで、雨にも見舞われず、いい過ごし方が出来たように思います。

贅沢な時間

予定の無い休日が好きです。誰からも干渉を受けない生産性ゼロの過ごし方ほど、贅沢な時間の使い方はないと思うからです。無計画に過ごして、後から後悔することになるのも覚悟の上です。時間を浪費することを怖れる気持ちは微塵もありません。非生産的な時間を過ごすことで不幸になるなら、それは自分の力不足であり、自業自得であり、定められた運命です。そこだけ切り取れば、努力の放棄ということになるのでしょうが、何もかもを放棄して生きている訳ではありません。

月に一日くらいは何の目的も決めずに、思い付きで行動してみたいと思っています。それは家族と離れて暮らしている今だからこそ、満喫出来る特権でもあります。

24時間を支配できるなら

昨日は部屋から外出をしなかったので、今日は朝6時位から活動を開始したいと思っていました。しかし意気込みとは裏腹に、予定よりもかなり遅く起きてしまったので、始動が9時前となりました。目論見からは3時間遅れです。でもまだまだ挽回可能な範囲です。

思ったよりは天気が悪くなかったので、心の赴くままに歩き続けてみました。途中コーヒー休憩や食事休憩を挟んで、松本市街地を中心に、坂を登ったり、降りたりしてきました。長時間歩いて、今は脚の痛みもありますが、視覚・聴覚・触覚を研ぎ澄ます訓練にはなったでしょう。

次のゲームプラン

インプットとアウトプットのバランスが崩れていると、綻びが生まれます。知りたいことは沢山ありますが、過去の知識や独りよがりな嗜好に頼った情報選別や偏ったソースからのインプットは危険です。

自分の進むべき方角を、世の中の望む通りにセットしようとするとズレが生じます。50代には50代の、上を目指さないなら目指さないなりの、地方都市を楽しみたいなら楽しみ為の、ゲームの進め方があります。自分の偏見や先入観を打破すべく積極的・戦略的なアンラーンを続けてきました。

人生後半戦には、試合を落ち着かせる為の価値あるゲームプランがあります。予選リーグ突破が決まった後の試合なら、大量失点することだけを警戒して、引き分け狙いの消極的な試合をすることについて、卑下する必要はないでしょう。自分が疲弊しかしないような環境やライフプランはもうお断りです。

新しい"チーズ"は、日々日々変化しています。心揺れてしまうことを肯定し、振れ続ける羅針盤の針を注視しながら、したたかに過ごしていきます。

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