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時間の使い方に神経質になり過ぎない

時間に最大価値を置く時間原理主義者

成功者と言われる人たちには、「時間」に最大の価値を置く人が少なくありません。そういう人は、自分自身の活動の生産性が高いことに自覚があるので、有意義に使っても、無駄に使っても確実に減り続ける時間という有限の資産への執着が凄い。自分のペースを乱す「時間泥棒」には怖ろしく不寛容です。

私のような時間管理に甘い人間は、時間原理主義的思考の持ち主からは「時間泥棒」と認定されがちで、その人を物理的に拘束した時間のみならず、その人が気分を害して生産性が下がった時間の分まで責任を取らされます。「こいつは時間泥棒」というレッテルを貼られると、二度と評価が浮上するチャンスはないと考えておいた方がよいでしょう。そういう格上相手と利害関係を以って付き合う時には細心の注意が必要で、相手を満足させる為に自分の時間を惜しみなく捧げる覚悟が必要です。

何にどれだけ時間を使うかはその日に決める

会社員という肩書きを捨てて、割と沢山の自由な時間を有している現在の私は、時間に対して鷹揚です。計画的に効率よく時間を使って… という意識はほぼなくなりました。それが私の望んだ生活でしたから。

この半年間は、これをやらないといけないという義務的な予定も殆どなかったので、その日の天気や自分の気分で予定を決めて行動することも多かったです。気乗りがしなければ、終日引き籠る日もありました。いつまでも、こんないい加減な生活がいいとは思っていません。しかし、今は時間の無駄遣いに目くじらをたてたくありません。

時間の使い方に神経質になり過ぎると疲れます。人生後半戦で心掛けているのは、不愉快を感じる時間を極力減らし、自分のペースで過ごせる時間を確保することです。

これまで以上にひとりで過ごす時間に慣れようと思っています。今の私は、自分から誰かを誘って遊びにいくことは殆どありません。ポンコツな私と関わってもメリットがないと感じる方に無理して時間を使って貰うのは申し訳ないので、「ひとり仕事」「ひとり遊び」に磨きをかけていきます

そろそろ意識を変えていかないと…

これまで28年半という時間を会社員として捧げ、それなりに忙しく働き、税金もきちんと納めてきました。今50代のモラトリアムを満喫中です。適度な運動をして、飲み歩く頻度も減らしたので、体重も体脂肪率も30代前半頃の水準まで戻り、ここ数年では一番体調がいい状態に戻りました。

世捨て人的なゆとりある時間の使い方を実現できて、本当に良かったと思っています。一方で、社会貢献しなきゃなあ…、仕事して稼がなきゃなあ…とゆるーく思いはじめています。

根が怠け者で、ぬるま湯の環境にいると、いつまでも湯舟で寛いでいたい性分だと自覚しています。社会復帰に向け、時間の使い方も変えていかないといけません。時間原理主義者には絶対になりたくありませんが。




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