虚無感だらけの夜を乗り越えていく
今朝の松本は、この冬一番の冷え込みになりました。気温は当然のように氷点下で、クルマのフロントガラスにも分厚い霜が降りていました。クルマのエンジンをかけてから出発させるまで、霜の凍結待ちをしたので、随分と時間がかかりました。本日は、『虚無感だらけの夜を乗り越えていく』という、日常の悩みを書き残しておきます。
突然襲われる無気力状態
自分ではコントロールできない力が働いて、一瞬にして無気力状態に陥る時があります。今日は仕事を終えて帰宅途中に、ラーメン屋さんで夕食を食べてから部屋に戻って来ました。さて… と思ったら、急に何もやる気が起きなくなってしまいました。それからの数時間、やるべき多くのことから逃避して、頭を使わずにぼぉーとしていたい、という気持ちが勝ってしまいました。
積ん読状態になっている読みたい本は沢山あるし、朝出かける前に洗濯機を回して洗っておいた洗濯物の干し残しもあるし、確定申告用の伝票整理もあるし、依頼を受けているレポート作業も残っているし、…… あれこれと頭の中に心配事項が巡るものの、どうにも身体が動きません。過去に何度か襲われてきた極度の無気力状態です。今夜は意志の力で無理に抗うことは諦め、早々に降参して怠惰に過ごしてしまいました。
何も考えずに笑いたいと思い、amazon primeから過去のM1グランプリの動画にいき、昔観て大笑いした漫才ネタを漁りながら、時間を潰しました。2005年大会でブラックマヨネーズが披露した二本のネタ(特にボーリングの方)は、今観ても神がかっていると思いながら、笑いました。精神衛生を維持する為には、必要な時間だったと思うことにします。
虚無感との闘い
無気力状態は重症ですが、突然襲ってくる虚無感との闘いは、若い頃から随分と長い間続いています。最近は結構な頻度で闘っているような気がします。人に囲まれたり、コミュニケーションを取ったりする機会が、若い頃に比べると圧倒的に減っていて、気分転換が難しい場合があります。負の感情を含めて、色んなことをひとりで処理しなければいけないことも影響しているかもしれません。家族と離れ暮らしていて、ひとりで過ごす時間が長過ぎることも、関係しているでしょう。
『生きるって、結構辛いことなんだなあ……』と呟きたくなる機会が、随分と増えています。人生経験を重ねてきた結果、知っていることが増えたことも原因の一つです。自然にアドレナリンがでまくるような環境には、もう戻れないですし、独特のワクワクする緊張感に包まれる機会も滅多にありませんから、単調で起伏の少ない毎日になりがちです。そうすると、ふとした拍子に虚無感に支配されてしまう瞬間がやってきます。虚無感が降りて来た時に、気力を振り絞る時と流れに身を任せて時間が解決するのを待つ時が半々くらいでしょうか。
自分が行動しないと始まらない
若い頃は、自分が思い悩んでいると、さりげなくヒントをくれたり、寄り添ってくれたり、ふっと背中を押してくれることばをかけてくれたりする人が、私の周囲に何人かいました。普段はさほど親しい間柄ではないものの、的確にサポートしてくれる場面に何度も遭遇して、救われてきました。
今は、自分自身で処理していく必要があるので、弱気で消極的な選択肢を選んでしまうことも増えています。真実は、自主的に行動しないと何も起こらない、ということです。肉体疲労の蓄積や睡眠不足が、精神的疲労を誘発します。年末年始の加古川へのロングドライブの疲れや、三連休で行動した疲れが残っているのだと思います。今夜は手の打ちようがなかったので、明日の自分を信じて、この記事を書くことで平常心まで戻してから、休むことにします。
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