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未踏県の旅2020【其の肆】鹿児島 on 2021/12/20

熊本〜鹿児島中央

九州旅行も四日目になりました。『未踏県の旅』と題してはいますが、昨日の熊本と福岡はどちらも再訪県でした。今日は、熊本から鹿児島本線を通って再び鹿児島中央駅を目指します。

今日もいい天気です。以前は旅に出ると雨に見舞われることも多かったのですが、今回はずっと天候に恵まれています。金曜日は新幹線を利用して通過した八代〜川内間を、今回は【肥薩おれんじ鉄道】を利用します。休日だと2,000円のお得な割引きっぷが使えます。東シナ海沿岸や難所の峠を通るというこの路線の景観は結構楽しみにしていました。

鹿児島市内観光を優先したかったので、水俣、出水、阿久根といった沿線の街での途中下車は諦め、真っ直ぐ鹿児島中央駅に向かうことにしました。車窓を眺めながらの2時間強はかなり楽しめました。

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鹿児島中央〜城山〜仙巌園・集成館

熊本〜鹿児島間は想像していた以上の距離があり、結構時間がかかります。鹿児島中央駅に着いた時にはもう午後になっていました。

鹿児島は、『島津の殿様に暗君なし』と言われた日本屈指の名門武家、島津氏の城下町として栄え、発展してきた街です。鹿児島市内には、歴史好きにはたまらない名所・旧跡が揃っています。江戸幕府討幕の立役者となった薩摩藩出身からは、英傑が多数輩出しています。

まずはバスで鹿児島のシンボル、桜島を一望出来る城山展望台へ。快晴に恵まれ、城山から見る桜島と鹿児島市内の眺望は、予想していたよりもはるかに素晴らしいものでした。

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10分程度の滞在を楽しんだ後、再びバスに乗り込み、今度は島津斉彬公時代に拓かれた産業遺産が残る仙巌園へと向かいます。隣接の集成館と併せて1,000円の入場券に、一瞬「高いなぁ」と感じたものの、見学後にその疑念はすっきりと氷解しました。金額以上の価値がある庭園と施設が楽しめます。鹿児島市内見学時には、是非とも訪れることをお奨めしたい場所です。

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鹿児島市内泊にて

多彩な料理の楽しめる鹿児島ですが、なんとなく疲れも溜まってきたので、食事は軽く済ませて、夜はホテルでゆっくりしたいと思います。日曜日は、バーもお休みの店が多いです。今夜は丁度M-1の決勝戦があります。

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