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良い睡眠を生み出している要素

私は、朝の早起きが苦手で、夜更かしも得意ではありません。昼食を摂ると途端に睡魔に襲われます。とても燃費が悪い体質です。

私の大敵は睡眠不足です。睡眠不足は体調不良に直結するし、精神状態にも悪影響を及ぼします。起きて活動している時間を気分良く過ごす為には、質の良い睡眠時間を確保することが大切だという自覚はあり、それなりに気を配っています。

理想の睡眠時間は、今も昔も1回あたり7時間程度です。年齢を重ねてくると、眠りが浅くなって、朝早く目覚めてしまうという話をよく聞きますが、私の場合は、今の所そのような兆候は全くありません。若い頃よりも仕事の精神的ストレスが断然少ない生活をしているせいなのか、昔よりもぐっすり眠れているようにすら感じています。

よく眠れるようになった背景には、良くも悪くも鈍感力が年々強化されてきて、人間関係の悩みが非常に少なくなっているのが大きいと感じています。元々高かった鈍感力が一層磨かれ、自分が他人からどのように見られているのかには相当に無頓着になったので、対人関係のストレスへの耐性が格段に上がっています。

マイペースで傍若無人なわりに、自意識過剰で、余計な神経を日々遣っていたので、毎日ひどく疲れていました。周囲の人は、自分になんて関心がない人ばかりなのだという自覚ができてからは、もっと自由に振る舞ってもいいんだ、と余裕ができました。

忘れる、受け流す、気にしない、こだわらない…… 
若い頃には、こういった行動にはマイナスのイメージがあり、罪悪感を抱いていましたが、今では全然平気です。これらの技術は、自分をできるだけ気持ち良い状態に保つためには、身につけておいた方が良いと思います。

必要以上に真面目であることを辞めた方が賢明です。世間体とか、道徳観とか、実体がよくわからない障壁でストップをかけていたことにも、自分が興味があるのならば、臆せず挑戦していいのです。結果的にその挑戦がイマイチな結果に終わってしまったとしても、行動したことは経験と糧になるし、我慢していた本能を解放する勇気も養えます。

周囲から積極的に嫌われたいとは思っていませんが、嫌われる勇気と覚悟は持って日々生きています。そう思えるようになったのは、息子の存在です。この世で一番大切に感じている息子には嫌われていないという自信が、強い気持ちに繋がっています。今日も、息子と手を繋いで布団で眠ります。

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