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私の好きだった曲⑰:ジェシーズ・ガール

私の好きだった曲(1980年代洋楽しばり)の第17回目は、リック・スプリングフィールド(Rick Springfield)『ジェシーズ・ガール Jessie's Girl』です。この曲が発売されてからもう40年以上も経つ作品(1981)なのか…… という驚きがあります。

全米No.1ソング

この楽曲のヒットは、オーストラリア出身のリック・スプリングフィールド(Rick Springfield、本名 : Richard Lewis Springthorpe、1949/8/23-)を一躍大スターにのし上げました。1972年にアメリカに渡って以来、苦汁を舐め続けた苦労人のハンサムガイがようやく放った待望の大ヒット曲です。ビルボード100でNo.1を獲得し、1982年のグラミー賞最優秀ロックボーカリストを受賞しています。

最高にカッコよかったなあ……

私がリック・スプリングフィールドを知るのは、実は本作ではなく、1983年に発売されたアルバム『リヴィング・イン・OZ Living In OZ』です。

このアルバムに収められていた楽曲は全て印象深いのですが、中でも大好きだったのが、8曲目の『ソウルズ Souls』という曲でした。PVを含めて大好きな曲でした。そこから時間を遡って、辿り着いたのがこの『ジェシーズ・ガール』だったという訳です。才能のある人だと思うし、ルックスも半端なく恰好いいアーティストで、当時ものすごく憧れていました。

1980年代に輝いたアーティストは忘れない

リック・スプリングフィールドは、1980年代に最も輝きを放ったアーティストでした。1990年代、2000年代も、着実に音楽活動を続けていたものの、1985年に発売したやや複雑な作品『TAO(道)』あたりから内省志向路線に入り、徐々にメジャーシーンでの人気は下降線を辿ります。

しかしながら、今年73歳を迎えるリックおじさんはまだまだ健在です。地道でマイペースな活動は続いており、辿り着いたYouTubeで見る限り、相変わらずカッコいいのです。『ジェシーズ・ガール』を演奏する動画では、往年の雰囲気を漂わせていて、嬉しくなりました。多分私の中では不滅で、これからもこの曲を何度も聴き直すことでしょう。


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