最愛の息子との絆を絵本で確認できた夜
本日無事に51歳と185日目、無職5日目を迎えることが出来ました。感謝!
昨日のおさらい
昨日から妻が1泊2日の旅行に出掛けたので、この週末は息子と二人でがっぷり四つでした。じっくりと息子に向き合う良い機会です。
夕方に習い事から帰宅した後、私が息子の世話でやらないといけないことはそんなにありません。夕飯は、妻が出掛ける前にカレーを作っていってくれたので、それを温めるだけ。
息子がやっている毎日の課題〜漢字ドリル1枚、計算問題1枚、音読1枚、一行日記、体力作り(腹筋、スクワット、バランス体操)〜に付き合ってから、一緒にお風呂に入り(シャワーで済ませてしまいましたが)、布団を敷いて並んで寝るだけです。
絵本でつなぐ息子との時間
息子には赤ん坊の頃から、私が絵本の読み聞かせをしていました。私が父親として息子のためにやってきた唯一誇れる仕事と言ってもよいかもしれません。
寝床に並んで「久しぶりに、絵本読もうか?」と私が言うと、息子はしばらく考えてから、笑顔になって「読む!」と答えてくれました。
一つ読み終わると次、読み終わるとまた次へと懐かしい絵本を引っ張り出してきました。どれも暗記するくらい読んだものばかりです。「懐かしいねえ」って二人で言い合いながら、読み慣れた絵本を読んでいるのは本当に楽しい素晴らしい時間でした。
「もう遅いから次が最後ね」と言ったら、予想していた通り、息子が一時期大好きだった、『はかせのふしぎなプール』という博士と助手くんのやり取りの物語を出してきました。
息子は、この本の中の二人のやり取りの台詞を暗記していて、最盛期には毎晩寝る前にこのやり取りを最低5回くらいやらないと寝かせてくれませんでした。今夜久しぶりの復活です。
「いい加減にして早く寝てくれよ…」って思いながら読み合わせをしていた頃の記憶が甦って、ちょっとこみ上げてくるものがありました。
しばらくすると、息子が寝息を立て始めたのでそっと寝床を離れました。お湯を沸かし、「いい夜だなあ」としみじみ感慨に浸りながら飲んだコーヒーは格別の味でした。私と息子を繋ぐ絵本たちはいい感じでくたびれていました。ありがとう。
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