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選挙のなんだかなぁ

今日は、朝、神奈川県知事、神奈川県議会議員、横浜市議会議員の選挙に行き、いつもは妻に任せているマンションの役員会に出席した後、家族で昼ご飯を食べてから、松本へと戻って来ました。今回だけは… ということで、率直な感想です。

参政権を行使する為とはいえ…

私は、基本的に選挙には棄権せずに投票する主義を貫いてきました。参政権の行使、選挙権の行使は、日本国民、住民としての義務と考えているからです。とはいえ、今回の選挙だけは大いに迷いました。特に、神奈川県知事を誰に投票するかでは本当に悩んでしまいました。

個人的理由で、以前から現職の黒岩知事が好きではありません。過去三期知事を務めた実績はあるものの、新型コロナウイルスの対応では、その態度や言動に何度も疑問と不信感を感じました。加えて、今回は選挙終盤になって過去の不倫スキャンダルが発覚し、それが生理的にかなり気持ち悪いものだったので、印象は最悪でした。

とはいえ、黒岩氏の対抗馬になりそうな信頼できる候補者がいなかったのも事実です。知名度だけなら、政治家女子48党(旧NHK党)から出馬した大津氏も高いのかもしれませんが、前党首の立花孝志氏との確執が発覚して印象はかなり悪い上、政治家としての実力や手腕は全く未知数で、「ありえないよなぁ〜」と思いましたし、他の二人の候補者も泡沫感が拭えませんでした。

開票の結局、黒岩氏の圧勝となりました。住民としては消去法の結果、苦渋に苦渋を重ねた選択という印象です。こんなことで神奈川県は大丈夫なんでしょうか…

選挙・地方行政への不安

2021年8月に行われた横浜市長選挙は、今回に比べれば、まだ真剣に考える機会でした。ただ当選した山中竹春市長については印象が薄く、横浜を離れて暮らしていて情報が少ないこともありますが、任期2年目の現時点でも、「何をやっているのかよくわからない市長」というのが、実情です。単一の市としては、日本一の人口を抱える横浜市のリーダーとしては、いささか心許ない、というのが本音です。

政治の力って凄く大切だと思う反面、無力感も半端なく、益々将来への期待が萎んでしまうような気もしています。辛辣過ぎるかもしれませんが、政治に熱狂できるような状況には程遠いのが実情だと思います。こういう傍観者的立ち位置が、政治をやりたい放題に暴走させる原因になってしまうので、きちんと監視すべきなのでしょうが、無力感の方が勝っています。

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