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訪れたあの街①:ストックホルム

普段当たり前に享受していた「移動の自由」に制約が入ると、移動好きの虫が騒ぎ出します。

私は、小さい頃から世界の街を巡る生活に漠然と憧れてきました。幸いにして、これまでの人生で幾つかの夢は叶いました。あの街はよかったなあ…… あの街には死ぬまでにもう一度行っておきたいなあ…… 私の頭の中には、そんな思い出深い街が沢山あります。思い出と憧憬の記録の第1回は、ストックホルム(Stockholm)です。

ストックホルムの概要

ストックホルムはスウェーデン王国の首都。水の上に浮いているような美しい景観を持ち、「水の都」「北欧のヴェネツィア」の異名を持つ北欧を代表する都市です。

ここに街が起こって以来、一度も天災に見舞われた経験がなく、「ガムラスタン(旧市街)」と呼ばれるエリアには、中世風の建物が残されています。夏は深夜まで陽の沈まない白夜、冬は毎年12月にノーベル賞の授賞式が行われることでも有名です。

◆人口:市人口約96万人,都市圏は約233万人(2018年)
◆面積:209 km2 (80.7 mi2)

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ストックホルムへの憧れ

ストックホルムには、学生時代から憧れの気持ちを抱いていました。北欧は日本でも何となくイメージがいい地域ですが、私もイメージ先行で興味を持っていた一人です。

大学3年生の時の国際法のゼミ論で、国際法上の中立主義、永世中立国の事例として、スイスとともにスウェーデンを取り上げて勉強しました。大学の卒業旅行の際にも旅程に入れていたのですが、当時起こった湾岸戦争にビビッて、直前に旅行を取り止めて(添付noteを参照下さい)以来、縁なく遠ざかっていました。

念願のストックホルム出張

そんな長年の憧れの街、ストックホルムに念願叶って、初めて訪れたのは2013年9月です。仕事で担当することになった重要顧客が、ストックホルムから車で2時間位の場所にある会社があったためです。その時とその後の2013年11月は、空港と顧客への往復のみで、市内観光をするチャンスはなく、消化不良に終わっていました。

初めて時間が取れ、ストックホルムを市内観光したのは2014年9月でした。好天に恵まれ、徒歩と電車で歩き回ったことを覚えています。ストックホルム(アーランダー)国際空港から市内へは電車かバスを使って約40分。当日はストックホルムマラソンの真っ最中だった記憶があります。

観光ポイントは調べれば近郊含めて色々あります。私は、旧市街ガムラスタン、王宮の衛兵交代、ストックホルム市庁舎など、徒歩圏内を散策した程度ですが、本当に美しい街だと感動しました。

物価(通貨はスウェーデンクローネ)が高く、食事もアメリカっぽくて決して美味ではないのが難点ですが、 最高に思い出深い街の一つです。季節の良い白夜の時期に、またプライベートでゆっくりと行きたい街です。

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