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9月の展望~スポーツの秋と不穏な経済状況

今日から9月です。2019年も2/3が過ぎ去りました。厳しい残暑は依然として続きますが、毎年8月が終わると、「夏の終わり」という気持ちが強くなり、物悲しい気持ちになります。

夏が終わると、スポーツの秋です。今年もイベントが目白押しです。
● 9月15日には、2020東京五輪のマラソン代表を決める男女のマラソン・グランド・チャンピオンシップ(GMC)が東京で開催されます。
● 9月20日からは、ラグビーワールドカップが日本各地で開催されます。
● 9月27日からは世界陸上がカタールの首都ドーハで開幕します。
● プロ野球のペナントレースもこれから大詰めを迎えます。
例年以上にスポーツ観戦三昧の秋になりそうです。

世界経済はかなり不穏と見ています。漂う空気が2008年のリーマンショックの頃と似ていて、本格的な不況入り前夜という印象を持っています。これまでも世間を揺るがす大変化が9月に起こっています。今年はなんかありそうな気がして、そわそわしています。勘が外れてくれることを祈ります。

日本経済が盛り上がりを欠く中、10月に消費税が10%に引き上げられます。過去の実績でも、消費税増税を契機に景気が冷え込むことは確実です。

長年低成長が続いているので、日本企業は不況に慣れっこでしょうが、将来有望な事業を持たない企業の経営マインドは弱気になるでしょう。従業員への風当たりは一層強くなりそうです。企業体力のある間にリストラを… という動きが昨年あたりからじわじわ出始めています。その動きは顕著になるでしょう。

そんなことを考えながら、家族で東京都庁へ行って展示中の2020東京パラリンピックのメダルをみてきました。メダルは思っていたよりも肉厚で、重厚感がありました。聖火を運ぶトーチカも触らせて頂きました。

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東京都庁に来たのは久しぶりです。就職して、上京した頃に見上げた東京都庁はピカピカで、その近代的な偉容に圧倒されました。記憶に残っているその頃の残像と比べると今回はややくたびれた印象を受けました。私自身も他人からは、そのように映っているかのもしれないと思いました。

1年後、5年後、10年後の9月1日、命が続いていれば私は、それぞれ52歳、56歳、61歳になっています。その日を、どこで、誰と、何をしながら、どんな気持ちで迎えているのでしょう。私も家族も健康で、愉しく暮らしていられれば幸いです。まずは、激動を予想しながらこの不穏な9月を乗り切っていきたいと思います。

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