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はじめてのインターネットの思い出

日曜日は息子と過ごす時間が中心を占めるので、平日以上に自分の裁量と都合で過ごせる自由時間を確保するのが難しくなります。それでも、息子と外出する間の隙間時間にスマホでネットにアクセスしている時間があります。

最早、インターネットから完全に遮断された生活は考えられません。スマホを手にした2012年以来、スマホ中毒、ネット中毒と形容してもよいくらい、インターネットを利用する時間が増えています。

私がインターネットの世界に初めて触れたのは、社会人になって数年経った1990年代の中頃だろうと記憶しています。ビジネスシーンでEメールを使って社内外とやり取りするのが定着したのは、1990年代後半だと思います。黎明期はまだパソコン通信とか呼ばれていました。

私より上の世代には、変化に抵抗のある人も多くて、はなから拒否している人もいました。私は『便利な時代が到来したものだ、これは絶対に伸びるので、このスキルは絶対に身に付けないといけない』と思い、割と早い段階から使いこなすべく努力をしていた方だと思います。

ビジネスにインターネット利用が本格的に入り込んできたのは、アメリカに駐在していた2000年代前半です。高速通信環境が徐々に整備されてきて、インターネットを使って情報収集するのが当たり前になっていきました。出張の飛行機チケットやホテルの手配もネット予約が普通になっていきました。

私は今も昔もインターネット関連の先端技術には疎く、専らユーザーとしてその利便性を追求していきたい立場の人間です。インターネットの普及は、それを簡単に使いこなせる環境がテクノロジーの進化によって整備されたことで爆発的に普及し、日常生活の『当たり前』へと実装されました。

2001年、アメリカ留学中に通っていたビジネスクラスで、ネット広告やネットショッピングの普及についてどう思うか、みたいな内容で討論する機会がありました。

私は、「情報漏洩事故もしょっちゅう起こっていて、セキュリティが信頼できないので、ネット上で個人情報を晒すことに抵抗がある。なので、ネットショッピングは使わない」と、今考えれば時代錯誤的で否定的なコメントをした記憶があります。

2000年代前半はまだネット広告の黎明期で、通信速度や容量に制約がありました。旧式のバナー広告が主流でした。今ではスピードもセキュリティ技術も格段に向上しているし、後追いでネットビジネス規制や消費者法保護法の整備が進みました。アマゾンで本を買うのも抵抗がなくなりました。

これからもインターネットの世界は拡大を続けるでしょう。5G時代が到来すれば、一段と変化のスピードが加速し、世界が一層変化していくことでしょう。私もこの状況に必死に食らい付いて、利便性の追求は最大限行いたいと思っています。

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