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遠い過去になった20代の思い出

2022年9月6日の23時過ぎ、個人プロジェクト・"120日間全力チャレンジ"をスタートさせて、四日目になります。

この時間になるというのに、本日書く記事のテーマが全然思い浮かばず、先延ばしする悪い癖で、だらだらとYouTubeを何時間も観てしまいました。(『WinWinWiiin』の加藤浩次回が特に面白かったです。)いよいよ連続投稿のためのタイムリミットが迫り、崖っぷちに追い込まれたので、苦し紛れではありますが、30年前に時計の針を戻し、私が24歳だった夏の記憶を辿ってみます。

常に燻る不平・不満

30年前の1992年夏、私は24歳。多感で、関心があちらこちらに飛び散らかっている青年でした。憧れが現実になった東京生活や、仕事にも徐々に慣れてきて、精神的に少し余裕が出てきた頃でした。冷静に考えれば、当時の私は割と恵まれた環境にあったものの、そこは悪い癖で、ついつい不平不満を口にする機会が増えていたような気がします。

月曜日から金曜日までは、朝起きて、支度をして、会社へ行って、仕事をして、埼玉県の独身寮に帰る、という平凡な日々の連続でした。ごくたまに、上司や先輩や仲間に誘われて、繁華街に繰り出すこともありました。クルマを買った年だったので、週末にはドライブに出かけることも多かったと思うものの、記憶はかなり曖昧です。

20代にやっておけばよかったこと

月並みですが、気力も体力も充実している20代の時には、目の前の仕事、恋愛や友人関係、将来を見据えた勉強、にリソースをバランスよく配分して、生活を謳歌すればいいのではないかと思います。あまりにも順風満帆で、恵まれ過ぎた20代を送ると、それ以降に確実に訪れる憂鬱な季節を乗り切れなくなるので、適度に挫折やハードワークや、屈辱も経験しておいた方がいいと思います。

私に後悔があるとすれば、プライベートで海外旅行をすることを逡巡していたことでしょうか。お金がないという経済的な問題、長期休暇がなかなか取れないという時間の問題、は勿論ありましたが、挑戦しなかったのは、私自身に積極的な計画性が無く、新しいことに目を向ける好奇心が薄かったことが原因だったとはっきりしています。

自分なりには、目の前の仕事を頑張ってやっていたと思いたいですが、客観的に見れば大したことはやっていなかったなあ、という気もします。語学の勉強とか会社人脈以外の人的交流とか、人生の幅を広げる活動をもっとやっていれば、別の未来が待っていたかもしれません。

これといった思い出がない24の夏

1992年の夏と言われて、真っ先に思い浮かぶような事件がありません。結果的には無難に、小幅に楽しみも苦しみも迎えながら、淡々と過ぎていったのだろう、という総括になってしまいます。

自分を構成している要素と位置付けるのは、音楽・本・旅・酒+人 で、これは30年前も今も不変です。突飛な経験のない、ぱっとしない20代だったような気もします。

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