見出し画像

清里とは20年の付き合い

首都圏は連日猛暑が続いています。私達家族は、8月10日から山梨県の清里に来ています。清里に通い始めて20年以上になります。清里との思い出を振り返ってみます。

清里についてのマメ知識

山梨県北杜市高根町清里は八ヶ岳連峰の南麓に位置し、首都圏から車で中央道を使って3時間程度で来れる手頃な距離にあります。昭和初期に開拓され、日本の農業近代化のモデルケースにもなりました。清里開拓の歴史は、以下のサイトに詳しいです。

清里高原は海抜1,200mを越える高地なので、平地よりは気温が3〜5℃低く、夏は涼しくて快適です。冷房設備は不要ですが、逆に冬の寒さは厳しいので暖房機能は必須です。ただ最近は年々夏の暑さが増していて、熱がこもって寝苦しい夜もあります。

1980年代には高原のメルヘンブームに乗って、若者達が押し掛ける観光地として人気を博しました。ところが、ブームが去った1990年代半ば以降は少々寂れた状況になっていました。JR清里駅前や国道141号線(清里ライン)沿いには、当時の建物が廃墟となって放置されたままになっている寂れた光景も残っています。

ただ最近では、八ヶ岳エリアでの自然豊かな暮らしに惹かれる人達の移住がじわじわと増えているという話も聞きます。新しいお店も行くたびに増えている印象もあり、『都合のいい自然』が好きな私としては、洗練されていくのは歓迎です。

清里での静養はエネルギーの源

アメリカ駐在時代や関西勤務時代を除き、毎年3〜4回は当地に来ています。清泉寮やまきば公園、清里メドウズ、八ヶ岳倶楽部といった近隣の観光地もいいですし、小淵沢や蓼科、軽井沢あたりまでドライブするのも快適です。

会社員だった去年までは、東京と仕事を離れる解放感があって、清里に来ることでリラックスができました。息子も、生まれてから毎年この場所に来ているのでここが大好きで、毎回清里ライフを楽しみにしています。今年は、私の立場が変わりましたが、変わらず魅力的な場所です。

新型コロナウイルス感染症の影響は長期化しそうで、当面は遠出自粛の空気が濃厚です。特に観光目的の海外渡航はしばらく絶望的です。日本国内の屋外観光地でのクラスター感染のリスクは低そうなので、細心の注意をしつつも、日本国内で楽しむ日々が良さそうです。


サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。