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未踏県の旅2020【其の壱】鹿児島(知覧)on 2020/12/17

本日から四泊五日で、鹿児島〜熊本〜佐賀〜福岡〜熊本〜鹿児島とまわる計画を立て、九州に乗り込んで来ました。

Go To Travelの利用

新型コロナウイルス感染症拡大の元凶扱いされ、槍玉に上がっているGo To Travel制度を利用して、私の未踏県の一つ、鹿児島県にやってきました。体調を万全に整え、感染対策に細心の注意を払っての旅のスタートです。

羽田空港〜鹿児島空港〜鹿児島中央駅

7:25羽田発のソラシドエアーに乗り、鹿児島空港に到着しました。

強風の影響で到着予定時刻から10分程度の遅延はありましたが、計画には全く問題ありません。今回もフライトは、ANAのマイレージを利用して予約しました。便数が間引かれているせいか、機内はそこそこ混んでいました。

鹿児島は快晴で綺麗な青空が広がっています。事前に確認して意外と寒いことはわかっていたので、防寒対策もしっかり準備を整えてきました。

空港内の案内所で、目的地への移動方法を確認しつつ、観光マップをゲットします。窓口の女性から丁寧にバスの乗り換え方法を教えてもらい、鹿児島中央駅行きのバスに乗り込みました。

バスはほぼ満席です。道中に目立った渋滞もなく、順調に走行していきます。1時間程で、シンボルの観覧車の光景が飛び込んできました。鹿児島中央駅に到着です。

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鹿児島中央〜知覧

今回の旅の主目的の一つが、知覧特攻平和会館を訪ねることでした。多くの人から「人生観が変わるから、最低一度は行ってみるべき」と聞いていたので、鹿児島に来る計画を立てた時、真っ先に旅程に組み込みました。

本当は、会社を辞めて自由な時間ができた後の早いタイミングで訪れるべきだったのですが、新型コロナウイルスの流行があり、宿泊を伴う旅を控えているうちに失念してしまっていました。

知覧特攻平和会館へは、鹿児島中央駅からバスで最寄りの特攻観音入口まで行き、最後は徒歩です。入館前に消毒と検温、万一の場合の連絡先登録を済ませます。

もともとは、1時間くらいで展示室を見て回る予定にしていましたが、とても無理でした。知覧基地から飛び立った隊員達の名前と写真、遺書や家族に送った肉筆の手紙が展示スペース一面に収められていて、圧倒されました。

文面からこれから死地に飛び立つ覚悟を決めた激情が伝わってきます。特攻隊員は、10代後半から20代前半の前途ある青年達です。私がその年齢の頃なんて暢気なものでした。国を守る、身近な人たちの命を守る、という使命感から命を捧げてくれた人々の思いと御恩を、決して忘れてはいけない、と身が引き締まる思いでした。

館内には、戦争終盤に陸軍航空隊の主力戦闘機だった疾風の雄姿や、沖合いで撃墜された零戦の残骸の展示もありました。訪問前はそれも楽しみの一つだったのですが、手紙の印象の方が強烈過ぎて、ちょっと楽しめない感じでした。

館内は写真撮影禁止なので、外観と周囲の状況だけを写真に収めています。

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知覧特攻平和会館〜知覧武家屋敷

知覧は元々城下町で古い武家屋敷と庭園が保存されている一角があります。折角の機会なので、武家屋敷を散策することにしました。

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特攻平和会館の迫力に気力を奪われていたので、建物内の見学はパスしてさらっと外観を観ながら歩いただけで済ませました。

昼ご飯を食べていませんでした。帰りのバスの時間までは40分くらいあったので、街道沿いの蕎麦屋さんに入りました。これが大成功でした。頼んだ鶏天ぷらのせいろそばは、美味でした。調べると鹿児島では結構有名なお店だったようです。サービスで食べ放題の大根の酢漬けも美味しかったです。

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知覧〜鹿児島中央

鹿児島中央駅行きのバスは、丁度学生の帰宅時間と重なったので、混雑していました。高校生だと思うのですが、途中のバス停で老人の方が乗ってきたのを見るやいなや、さっと席を譲っていました。気持ちのいい光景でした。

今夜は鹿児島市内泊です。ホテルのチェックインも無事終わり、今から夕飯に行ってきます。本日の旅行記はここまでにします。

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