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香港移住はありか?

早朝、定刻に羽田空港に到着しました。香港・羽田間は約4時間半の飛行時間(実際に飛んでいる時間は多分4時間弱)と中途半端で、かつエコノミークラスのシートなので、ようやく眠りに落ちたくらいに日本に着きました。

骨休めの香港旅行は、友人が気を利かせてくれたお陰で大変充実したものになりました。一刻も早く、規則正しい生活に戻し、精力的に課題に取り組んでいきたいと思います。進むべき道はまだしっかりと定まっていませんが、『悲観は気分、楽観は意思』を意識して、日々を過ごしていきます。

ここまで前置きが長くなりましたが、本日のnoteは『香港移住はありか?』をテーマに今回の旅で私の感じたことで考えてみたいと思います。

香港は特殊な街

私は香港の成り立ちに深く興味を持って調べたことがなく、何となくアジアの金融センターとして、同じアジアのシンガポールと似た立ち位置の都市国家なのだろうと思い込んでいました。旅を終えてみて、香港とシンガポールはかなり違う印象を持ちました。

今回は、僅か2.5日の香港滞在でした。香港に流れている空気は、同じ英国統治の歴史を持つ上海やシンガポールと明確に違いました。美観や全体的な新しさは上海、シンガポールに劣るものの、歴史の古さ、自由とビジネスの伝統を感じました。商業都市としての格式は香港の方が上ではないか、と感じましたし、独特の猥雑感もまた興味をそそられるものがありました。

高過ぎる不動産価格

事前に聞いていましたが、人口約700万人(外国人滞在者を含まない可能性あり)で、高層住宅も発達していて、なぜ住宅価格が高いのか不思議です。

友人宅はMTRの湾仔駅に地下通路で直結している、超一等地の高層マンションなのですが、2LDK 70㎡位で、家賃が月70万円との事でした。オートロックのコンシェルジュが常駐する高級マンションとはいえ、随分高いなあとの印象を持ちました。九龍半島側に渡れば、もう少し割安になるようですが、それでも40~50万円/月は当たり前のようです。

食事情は最高

さすがは「食の宝庫」。食事のオプションは申し分ありません。食事情は世界トップクラスでしょう。今回は、ひたすら中華料理を食べ続けましたが、フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、日本、韓国、タイ等、各国料理は全て揃っており、飽きないでしょう。お洒落なカフェもあるし、昔ながらの食堂も残っています。小売店文化があるのがいいです。価格もシンガポールに比べると安い印象を持ちました。

娯楽関係

香港で楽しめるスポーツは競馬とサッカーくらいで、盛んではありません。美術館、博物館もあるのはあるのでしょうが、特筆すべき特色はなさそうな印象です。演舞場、映画館なども揃っていますが、私は中国語ができませんので、楽しむのは難しそうです。マッサージ施設、ネイルサロンなんかはかなり充実しているそうです。

まとめ

雑なまとめでしたが、積極的に移住したいと気持ちにはなれませんでした。昨今の最大のマイナス面は治安問題です。時々旅行で来て、数日間滞在するのがいいと思います。今回はデモ隊による暴動問題で交通の不便がありましたが、バス、トラム、タクシー、MTRは観光局にも利用しやすく、日本からも手頃に訪れられる距離なので、週末旅にはいい街だと思いました。

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