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そういえばあの街に行ってない③:日南市

行ってない街に想いを巡らせる

私には死ぬまでに日本の47都道府県全てを訪れておきたい、という願望があります。近畿以西の九州・四国・中国の各県は土地勘がなく、仕事で訪れる機会もなくて縁遠い土地になっていました。

2016年頃から空白を埋めるべく地道に活動を開始し、2016年に熊本県(熊本市)、2017年に鳥取県(米子市、境港市、倉吉市)、2018年に愛媛県(松山市)、2019年に沖縄県(那覇市)と目標を達成していきました。2020年9月時点での未踏の県は、高知県と宮崎県と鹿児島県の三県となっています。

また、佐賀県と青森県は他県への旅行の際に通過しただけですし、大分県と山口県は中学の修学旅行でそれぞれ別府温泉と秋芳洞を見学しただけ、島根県は松江市に日帰り出張しただけ、香川県と徳島県も仕事で取引先に行っただけ、という薄い経験しかないので、再訪が必要と思っています。

最近興味を持っている街の一つが宮崎県の日南市です。本日は、日南市に迫ってみたいと思います。♯おうち旅 に参加させていただきます。

日南市の概要

日南市の面積は536.1㎢、人口は50,327人(2020年8月1日推計)です。宮崎県の南部に位置し、鰐塚山系の山地に囲まれ、市の面積の約78パーセントを森林が覆っています。太平洋に面するエリアには、風光明媚な日南海岸国定公園や天然の良港として知られる油津港を擁します。(Wikipediaより抜粋)

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江戸時代には日向国、伊東氏飫肥藩5万7千石の城下町として栄え、『九州の小京都』とも称される歴史と風情のある街でもあります。プロ野球、広島カープが1963年からキャンプ地として同市の天福球場を利用しています。

日南市への関心① 変革

日南市の油津商店街は、地域再生事業の成功事例として取り上げられています。20~30代の若手人材のプロジェクトチームの主導で衰退傾向にあった商店街の大胆な再活性化を進めた結果、活気を取り戻しているようです。

若くてエネルギッシュな﨑田恭平市長(1979年生まれ)のリーダーシップで押し進める変革へのエネルギーは50歳を越えた私にも魅力的に映ります。

日南市への関心② 小村寿太郎

日露戦争後のポーツマス条約締結など、数々の歴史的業績を残した外交官、小村寿太郎(1855-1911)は、日向国飫肥藩出身の郷土の名士です。小村を主人公にした吉村昭『ポーツマスの旗』は大学時代に読んで深く感銘を受けた小説の一つです。

市内飫肥地区にある小村の生家と小村記念館は是非とも訪れたい場所です。

日南市への関心③ 伝統と自然

私は、神戸、横浜といった港町の持つ開明的な空気感が好きです。一方で、最近では城下町の持つ気風にも興味を惹かれるようになりました。市内には飫肥城の他、風情を感じさせる観光拠点も数多いと聞きます。

堀切峠を下って、国道220号から海を眺めながらのドライブもいいだろうなあと思います。

宮崎県には昔から好イメージがあります。台風シーズンでの被害には一抹の懸念がありますが、一度住んでみたい憧れのエリアになっています。地方移住の候補先として、割と真剣に検討している街の一つです。

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