今振り返って、やらなくてよかったと思っていること
本日のテーマは、『今振り返って、やらなくてよかったと思っていること』です。
私がやらなくて正解だったと思っていること
私は、「人生は何事も経験であり、たとえ失敗しても人生の糧になるので、やらずに後悔するくらいなら、やって後悔するほうがいい」という意見を支持しています。
やりたいことを、色々理由を付けて挑戦せずに諦めるのは勿体無い。たとえ周囲から強く反対されても臆せずに挑戦した方がよいと思います。
とはいえ、今振り返ってみて、やらなくて正解だったな、と思うことも幾つかあります。
①喫煙習慣
喫煙が習慣化したことは、これまでの人生で一度もありません。私の親しい友人にも喫煙家は少ないです。私自身が強い意志で煙草を遠ざけた訳ではなく、単に煙草を吸うことに興味がなく、喫煙が習慣になる機会が無かったというのが実態です。
長い目でみて、これまで禁煙生活を貫いてきたことは、健康面や経済状況には絶対的なプラスになっていると思っています。喫煙の効用(主に精神安定化作用)を説く人や愛煙家の意見を否定する気はありません。吸いたい人は自分の判断で吸えばいいと思います。私は、これから先も喫煙生活はしないと思っているだけです。
②ギャンブル
ここで言うギャンブルとは、競馬・競輪・競艇・麻雀・パチンコ等です。この内、競馬と麻雀はこれまでに興味本位でやったことはあるものの、本格的にのめり込んだ経験はありません。パチンコ・パチスロの経験は皆無です。
私は凝り性で、負けず嫌いな性格なので、潜在的には賭け事にドハマりする危険性を持っています。その自覚があったので、中毒性のあるギャンブルに一度手を染めてしまったらまずいだろうなあという恐怖心がありました。ギャンブルには意識して距離を置いてきました。
ギャンブルをタブー視はしていいません。ラスベカスではカジノにも行きますし、ギャンブル性の高いFXも日常的にやっています。ギャンブルは、自制が働く人であれば、なくなってもいいお金で、周囲の人間に迷惑をかけない程度でやる分にはOKかもしれません。
賭け事に勝つ為、必死で勉強するのは役立つ経験かもしれません。人生も広い意味では賭けの連続です。しかし、私は娯楽性・遊興性の強いギャンブルはこれから先もやるつもりはありません。
③自家用車
私はクルマも、クルマの運転も大好きです。私の世代は、クルマを持つことが憧れ&ステイタスで、ドライブデートは定番でした。社会人になって、一番欲しかったのが自分のクルマでした。約10年間は、税金、車検、駐車場、保険等の維持コストを払って、クルマを持ち続けました。
しかしながら、アメリカ駐在から帰国した2005年以降、自家用車を持つのはやめました。今後、クルマが生活の足代わりに必要となる地域に住むことになれば別ですが、首都圏に住む限りクルマは持たないと断言できます。
アメリカでの4年間で、もう一生分クルマの運転をして、運転はしばらくいいやと感じました。ただそれ以上に、日本ではクルマを保有するコストが高過ぎる、と感じたことが大きいです。
平日に通勤に使う、家族がクルマを頻繁に使う、クルマの機動力があった方が便利な趣味~キャンプ、サーフィン等~を持っている、といった場合は、自家用車に意味があるでしょう。が、私の場合は、平日は電車で会社に通う会社員なので、休日の娯楽用の自家用車を持つ理由はありません。
④若い時の自宅購入
私が勤める会社は住宅関係の福利厚生が手厚くて、入社後は独身寮、結婚後は社宅に長く暮らすことができました。家に強いこだわりはありません。制度の恩恵を最大限利用し、住居費を随分と節約できたのはラッキーでした。
社宅利用可能期間の上限がきたことで、社宅から近距離にできた新築マンションを購入して住むことにしましたが、この決断の背景には、
● 小学生の子供を転校させたくなかった。
● 賃貸物件は、持ち家よりも住宅のスペックが劣る印象を持った。
● 現在の住宅ローン金利は歴史的な低レベル、かつ、税金優遇がある。
● 社宅利用中に住宅財形貯蓄で結構な金額が貯まっていた。
● 将来問題なく売却できそうな物件だった。
といった諸事情と計算がありました。
今後人口減少社会となり、経済が右肩下がりで推移することが確実なので、持ち家はメリットが少ない気はしています。いずれ、子供の成長に合わせてこの自宅は売却、もしくは、賃貸に出す予定です。
こうやって書き出すと、小市民的だなあ…… と思います。
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