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Markover 50の旅

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旅好きのMarkover 50が、世界、日本を旅した際の日記を綴ります。
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2023年7月の記事一覧

旅の記録2023⑨:岡谷

遂に、青春18きっぷ2023年夏の使用可能期間に入りました。かれこれ10年近く愛用させてもらっており、今年もありがたく使わせていただく予定です。先週の土曜日は朝ゆっくり目に起きて、雑事を済ませていると、スロースタートになってしまいました。気温も高くて松本駅まで歩くのも億劫だったので、近場までクルマで出かけることで手を打ちました。目的地は、先日の富岡製糸場に関連して、絲都・岡谷でした。 絲都・岡谷長野県のほぼ中央部にある岡谷市は、かつて日本の代表的輸出産業であった製糸業の中心

旅の記録2023⑧:長野

本日は、斎藤和義のコンサート、『PINEAPPLE EXPRESS〜明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ〜』の長野公演当日です。「雨よ、降るなよ!」と祈りつつ家を出て、松本駅まで歩きました。松本駅から篠ノ井線に乗り、長野駅へとやって来ました。まだ昼過ぎです。 松本〜長野間は小一時間の距離ですが、プチ旅ではあります。「旅の記録2023」を記します。 朝からソワソワ4-6月に無理する必要がない時期に無理をしたツケが溜まった状態です。肉体は多分疲れていて、今

旅の記録2023⑦:富岡製糸場

本日は、悪天候の間隙を突き、クルマを飛ばして群馬県の富岡製糸場へ見学に行って来ました。『旅の記録2023』として記録に残します。 なぜ、富岡製糸場へ?官営富岡製糸場の立地選定から工場の設計・建設に携わり、初代の責任者に就任したのは、当時横浜で生糸製品の検査員をしていたフランス人のポール・ブリュナ(Paul Brunat 1840/6/30-1908/5/7)です。1872年10月に操業を開始した後、1893年(明治26)には民営化されました。最新鋭の製糸場として稼働を続け、

旅と読書の関係

貴重な週末が終わっていきます。昨日は、各地が大雨に見舞われ、長野県下でも床上浸水に見舞われた地域もありましたが、一夜明けた本日は、青空が広がる好天となり、気温も上がって夏日となりました。この週末は急に思い立って、金沢へ出向き気分転換&散財&再充電をしましたが、改めて『旅と読書の関係』について、考察しておこうと思います。 読むことなく持ち帰る本私は、乗り物の中で読書をするのが好きなので、旅に出る時は毎回数冊の本を持参します。しかしながら、最近ではそれらの本の大半は読まれること

旅の記録2023⑥:金沢

今日から7月、2023年も後半戦に突入です。思い立って、石川県金沢市へとやって来ました。日本全国で雨が降る日に、金沢は断続的なだけマシです。そんな悪天候の中、大好きな街を駆け足で巡った日記です。雨に負けて、急遽泊まる羽目になり、現在は何軒目かのバーのカウンターです。 谷口吉郎・吉生建築館@野町金沢市出身で日本を代表する著名な建築家、谷口吉郎(1904/6/24-1979/2/2)とその長男にして、同じく日本屈指の建築家、谷口吉生(1937/10/17-)の名を冠した金沢建築