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旅の記録2023⑥:金沢

今日から7月、2023年も後半戦に突入です。思い立って、石川県金沢市へとやって来ました。日本全国で雨が降る日に、金沢は断続的なだけマシです。そんな悪天候の中、大好きな街を駆け足で巡った日記です。雨に負けて、急遽泊まる羽目になり、現在は何軒目かのバーのカウンターです。

谷口吉郎・吉生建築館@野町

金沢市出身で日本を代表する著名な建築家、谷口吉郎(1904/6/24-1979/2/2)とその長男にして、同じく日本屈指の建築家、谷口吉生(1937/10/17-)の名を冠した金沢建築館で、第七回の展示会『アニメ背景美術に描かれた都市』が開催されているのをネット記事で知り、金沢行きを決意しました。松本〜篠ノ井線〜長野〜新幹線〜金沢と乗り継ぎ、金沢に着いた時には、絶望的に雨が降っていました。

日帰りするか、泊まるのかも決めずに、歩き始めました。近江町商店街〜金沢城に向かう道すがら、ランチに寿司を食べ、金沢城黒門から入ってすぐの緑の芝生を見ながら休憩しました。600円のコーヒーをいただいたのち、本多通りを歩いて、お目当ての建築館へと向かいます。途中、犀川沿いにつくられた犀星通りを傘をさしながら歩きました。

金沢城①
犀川
尾山神社
犀川②

アニメ背景美術の傑作とされる、AKIRA(1988 監督:大友克洋/美術監督:水谷利春)、機動警察パトレイバー劇場版(1989 押井守/小倉宏昌)、機動警察パトレイバー2 the movie(1993 押井守/小倉宏昌)、GHOST IN  THE SHELL/攻殻機動隊(1995 押井守/小倉宏昌)、メトロポリス(2001 りんたろう/草森秀一)、鉄コン筋クリート(2006 マイケル・アリアス/木村真二)の都市景観が展示されています。独特の世界観で背景美術を描いた名手達の素晴らしいコンテ&ロケハン画像に圧倒されました。この特別展示付き入館料800円はお得です。

金沢はバーの街

予めわかってはいたのですが、金沢も私の住む松本同様バーの街です。松本の人口23万人強に対して、金沢の人口は約二倍にあたる46万人です。北陸三県で最大の繁華街を持ち、著名なバーも多数あります。バー好きには、素通り出来ないような恐るべき魔力を秘めた街です。

折角の機会なので、今夜はバーを梯子します。慌しい一日になりそうですが、Nothing gonna stop me nowです。中途半端ながら、今日の投稿はここまでで終わりです。雨が降り続く中、街へ繰り出してきます。

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