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Markover 50 の読んだ本

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Markover 50の読んできた本の読書感想文を収めています。
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2020年8月の記事一覧

『あえて数字からおりる働き方』を読む

本日の読書感想文は、尾原和啓『あえて数字からおりる働き方』です。2020年7月に発売になったばかりの本です。 尾原和啓氏とは?著者の尾原和啓氏は、1970年生まれ。多彩なビジネスキャリアを歩んだ後、現在は海外在住でマイペースで活動されている模様です。西野亮廣氏が『西野亮廣エンタメ研究所』の中で「尾原さんのオンラインサロンで学ばせてもらっている」と言っているのを聞いて興味を持ち、本書を知りました。 尾原氏が西野氏とZoom対談をしている際に「自分自身は、イノベーティブなこと

Think Clearly-#2 なんでも柔軟に修正しよう

よりよい人生を送るために必要な「思考の道具箱」を求める私が、ロルフ・ドベリ氏の著書『Think Clearly -最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』から学ぶシリーズです。第2回は、『なんでも柔軟に修正しよう』(P29-35)です。 #2 なんでも柔軟に修正しよう 完璧な条件設定が存在しないわけ本日の気づき on 2020/8/19● 変化の大きい現代では、修正する力が、益々重要な能力となっている。うまくいっていることでも、絶えず微調整や修正をくり返し

Think Clearlyー#1 考えるより、行動しよう

最近読んだ ロルフ・ドべリ『Think Clearly』『Think Smart』『Think Right』の三冊にはかなり感化されました。各書52のテーマに分かれているので 52 x 3=156の知恵を授かったことになります。ここに書かれていた内容は定期的に読み返し、noteにも書き残すことで、血肉化、定着化を図っていきたいと考えています。第1回は、『考えるより、行動しよう』です。 はじめによい人生を説明できる究極の定義など存在しない(P2) 私たちが生きている世界を理解

『男道』を読む(野球人・清原和博を考える)

本日の読書感想文は、清原和博『男道』です。 野球人・清原和博の歩みを綴った書本書は、清原和博氏がプロ野球選手を引退した2008年シーズン後の2009年に発売されたものです。おそらく清原氏自身が自ら書いたものではなく、話した内容をライターが仕上げたものでしょう。 清原氏は小学3年生の時(1976年 9歳)に地元の岸和田リトルリーグで野球を始め、プロ23年目の2008年 41歳でプロ野球選手を現役引退しています。本書は、幼少期の思い出から、プロ最後の瞬間までの栄光と挫折の両方