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Think Clearlyー#1 考えるより、行動しよう

最近読んだ ロルフ・ドべリ『Think Clearly』『Think Smart』『Think Right』の三冊にはかなり感化されました。各書52のテーマに分かれているので 52 x 3=156の知恵を授かったことになります。ここに書かれていた内容は定期的に読み返し、noteにも書き残すことで、血肉化、定着化を図っていきたいと考えています。第1回は、『考えるより、行動しよう』です。

はじめに

よい人生を説明できる究極の定義など存在しない(P2)
私たちが生きている世界を理解するためには、いろいろな思考法が詰まった「道具箱」があるといい(P2) ~思考の道具箱

#1. 考えるより、行動しよう -「思考の飽和点」に達する前に始める

頭の中で検討を重ねることに、意味がないわけではない。短期間でも集中して考えれば、とてつもなく大きな気づきがある。しかし、時間とともに新たに得られる認識はどんどん小さくなり、すぐに思考は「飽和点」に達してしまう。(P25)
率先して行動を起こすより、考えているだけの方が気楽だ。実行に移すよりぼんやりと考えをめぐらせているほうが、心地がいいのだ。考えているだけなら失敗するリスクはゼロだが、行動すれば失敗するリスクは確実にゼロより高くなる。(P27)
考えているだけの人は現実とかかわらない。そのため、挫折する心配は一切ない。一方、行動する人は挫折のリスクと無縁ではないが、その代わり経験を積むことができる。「望んでいたものを手に入れられなかった場合に、手に入れられるのは経験である」という、この状況を表すのにぴったりの有名なフレーズもある。(P27)
人生において自分が何を求めているかを知るには、何かを始めてみるのが一番だ。この章を読んで何か行動を起こしてみようと思った人も、考えているだけではよい人生は手に入らないということだけは常に頭に入れておくようにしよう。(P28)

本日の気づき on 2020/8/9

● ただただ考え続けているだけでは、思考の飽和点から前には進めない。失敗したり、恥をかいたりすることを怖れて、いつまでも安全地帯で燻っていては、経験値が広がりも深まりもしない。

● 今の私には『よい人生』を真剣に模索する熱意と好奇心を駆り立てて行動する勇気が足りていない。何となく嫌、何となく好きではない、ことを避け続けていると、時間だけが無為に流れていく。

● 周囲への感謝の気持ちだけは喪わないように意識しよう。人生も、学びも所詮は娯楽。精一杯無茶なことをやることで愉しくなる。







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