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【再掲+加筆修正】2025年・グレートリセット「昭和100年問題」「新紙幣」「青い星」から「UAP」まで 〜 迫り来る9つの脅威とは?

2023年2月21日公開記事を加筆修正してお届けします。新しい資料、公文書などへのリンクも付しております。長文となっておりますので、以下の目次から気になる章に飛んでご覧下さい。

今、「グレートリセット」という言葉が、話題になっています。

現存する社会的な構造を根底から見直し、改善しようとする考え方ですが、しばしば、「終末」「世界の終わり」をも内包した、世界的な転換期という捉え方もされているようです。

団塊の世代が全員75歳以上を迎える、超高齢化社会の到来が「2025年」にやって来ることから、その懸念される様々な社会的影響を「2025年問題」といいます。

この「2025年」というタイミングは、「終末」「大きな転換期」を感じさせる出来事が起こる可能性を大いに孕んでいます。

そのため、「2025年」の到来を不安に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は異色のコラムとして、「終末論」も含めた転換点としての「グレートリセット」について述べてみたいと思います。


グレートリセットとは何か

まず、「グレートリセット」とは何かということを、考えてみましょう。

「グレートリセット」とは、政治、経済、学究など様々な分野のリーダーたちが集い、急務となっている社会問題、世界情勢の改善に取り組もうとする国際機関「世界経済フォーラム」が開く、年次総会「ダボス会議」で2021年に提唱された考え方です。

簡単にいえば、富裕層と貧困層(または国家間の)の間で広がる経済格差、取り返しのつかない環境破壊など、これまで世界が一方向に突き進んで推し進めて来た既存の社会システムや、構造を見直し、リセットすべきだという考え方です(2020年以降、世界の最も豊かな1%が得た富は、その他の99%の人が得た富のおよそ2倍だといわれています)。

過去の、リセット運動の一つとして、世界最貧国の債務帳消しを求めた社会運動プロジェクト「ジュビリー2000」がありました。U2のボノ、RADIOHEADのトム・ヨークなど世界の著名人が多く賛同しました。こちらは、国際機関ではなく、アフリカ・キリスト教会から市民に波及した取り組みでした。

ダボス会議で主に提唱されたのは、「ステークホルダー経済」「ESG投資」「ICT導入」です。

この3つを簡単にご紹介しましょう。

まず、「ステークホルダー経済」です。

従来型の経済システムでは、企業は株主と消費者の利益を重視した企業運営を行なっていますが、そればかりではなく、従業員、社会、環境、下請けといったあらゆる利害関係先の利益を保全し、配慮する経済システムへと移行しようとするものです。

これによって、従業員は労働に見合った適切な賃金をもらうことができ、暮らしぶりは良くなり、経済状況が上向きます。また、企業による環境保護の意識が高まり、効果を上げることも期待出来ます。

次に「ESG投資」です。

「ESG投資」の「ESG」とは、「Environment(環境)、「Society(社会)」、「Governance(企業内統治)」の略です。

これまで、投資先の価値を図る基準は、キャッシュフローや利益率が中心でしたが、それに加えて環境や、社会、ガバナンスに配慮して経営を行なっている企業に対して行う投資を「ESG投資」といいます。

一方で、こうした意識の薄い企業は自然に淘汰されてしまいます。

そして最後が「ICT導入」。

「ICT導入」の「ICT」とは、「Information and Communication Technology」。分かりやすくいえば「情報通信技術」のこと。

奇しくもコロナ禍では、必要に迫られるかたちで「オンライン診療」や「リモートワーク」が社会的に推進されました。これも「ICT導入」の典型的な例です。


ここまでは、本来の意味するところの「グレートリセット」について簡単な解説を添えたわけですが、ここからは、世界的に危惧されているものの、報道などでは決して扱われることのない「世界の終末」へ向けた危機の数々を、ご紹介してみたいと思います。

心の準備は出来ていますか?

1:コンピューター昭和100年問題

西暦2000年になるときに、西暦を「99」や「98」などのように、2桁でしか認識できないコンピューター・システムが「2000」を「1900」と誤認することで、世界中に張り巡らされたネットワークが誤作動を起こし、パニックに陥るとの予測がなされた「2000年問題」が話題になりました。

このときは、事前にプログラムの修正が行われ、大きな混乱はなく収束しました。

しかし、「2000年問題」を乗り越えたからといって、その脅威はまだ終わってはいないのです。

実は世界で現在使用されているコンピューターの心臓部は昭和の時代に作られたものであり、西暦ではなく和暦によってシステムが構築されています。

この、和暦が採用されたコンピューターは、ベーシックと呼ばれる世界共通の言語を持つコンピューターと違って、ハッキングなどの被害を受けにくいということもあり、日本では1980年代以降、企業や官公庁などで使用され続けています。

この、和暦コンピューターが、2025年に重大な危機を迎えます。

それが「昭和100年問題」。

2025年になると「昭和100年」になりますが、そもそも元号に「0」はありません(必ず「元年」から始まるため)。

「2000年問題」の時は「99」の次が「2000年」の「00」ではなく、「1900」の「00」と認識してしまうのではないかと予想され問題となっていましたが、「昭和100年問題」は、「0」そのものがあり得ないのです。

「2000年問題」同様に修正を施そうとしても、80年代に作り出されたシステム、及びハードウェアであるため、仕様書やソースコードは行方不明の状態、当時のシステム構築や保守を担当したエンジニアは、定年で離職しており、所在すら分からなくなっているのです。

日本でしか使われていない和暦コンピューターが、何故「世界」にも影響を及ぼすのか。

それは、当時の日本のコンピューター製造技術が優れていたため、世界に向けて輸出されていったという事情があるからです。

その際に、ソフトウェア上は、昭和が西暦に置き換えられましたが、システムの内部的には昭和のままなのです。

世界中のコンピューターが「昭和100年」の時を刻む時、社会インフラ、通信インフラにバグが発生する可能性が危惧されています。

銀行から預金が引き出せなくなる、電気やガスの供給が停止する、交通網が混乱することで事故などが多発する・・・など。

「2000年問題」の当時は、数年前から政府や関係機関が対応を協議、政府が国民に対し注意喚起するなどの徹底した危機管理体制が敷かれました。

しかし、今回の「昭和100年問題」は、「2000年問題」時よりも複雑で深刻な問題であるにも関わらず、ほとんど表面的には話題に上っていないのが実情です。

既に資産を持つ富裕層は、この動きに敏感に対応しているとも噂されています。

2:私が見た未来

ここ数年、特に話題になっているのが、漫画家・たつき諒さんが描いた『私が見た未来(1999年刊行)』です。

この漫画は、たつき諒さんが実際に見た予知夢について描かれています。

この中で「大災害は2011年3月」という記述があり、後の東日本大震災を見事的中させた漫画としてカルト的な人気を集め、一時は古本が市場で50万円以上の高値がつくほどでした。

この人気と話題性から、昨年新たに完全版が発行されましたが、ここに「本当の大災難は2025年7月にやって来る」と書かれているのです。

たつき諒さんは、「震源地と思われる海底がボコンと盛り上がる様子が夢に現れた、東日本大震災の3倍はあろうかという津波がやって来る」と話しています。

追記
TV番組を制作する際、ある関西の大学の地学の専門家にインタビューしたところ、南海トラフ地震が2025年7月までに100%必ず起こると断言されました。あまりの衝撃的な内容に番組はお蔵入りとなったそうです。

たつき諒さんの漫画と一致している点が気になります。

https://youtu.be/5DN9WXeY0EU?si=QGxIHdxsbg3sdDfP

3:80年周期問題

第5代気象庁長官だった高橋浩一郎氏(故人)が生前著した著作『気候変動は歴史を変える』(朝倉正共著・丸善 1994)が話題になっています。

その内容は、日本は80年周期で天災などの大変動に見舞われているというものです。

高橋氏曰く、その起点は江戸幕府成立の1620年であるといい、その80年後には江戸大地震、宝永大地震、富士山噴火が、その80年後には浅間山噴火、天明の大飢饉が、その80年後には安政東南海地震、黒船来航や明治維新が、さらにその80年後には太平洋戦争が勃発しています。

その周期でいけば、2020年が80年目となります。2020年から新型コロナウイルスが猛威を振るいましたので、このことを指している可能性もあります。しかし、この「80年周期」には厄介なことがあり、それは明確に80年ではなく、数年の時間差があることです。

このことからいえば、2011年の東日本大震災も当てはまる可能性がありますが、その他の様々な(ここに列記しているような)脅威を鑑みると、それは2025年に起こる何かなのではないかと考えられています。

4:新紙幣

2024年7月3日に新紙幣が発行されることが決まっています。

実は時代を遡ると、新紙幣の発行年、及び、その前後には様々な歴史的事件が発生しています。

昭和2年:乙弐百円券発行 → 金融恐慌発生

昭和17〜20年:い、ろ号券発行 → 太平洋戦争勃発

昭和21年:新円切替(新百円札等発行) → 天皇人間宣言、日本国憲法広布、太平洋戦争終結(前年)
預金封鎖起こる

昭和59年:新千円、五千円、一万円札発行 → 三井三池炭鉱事故、グリコ・森永事件

平成16年:新千円、五千円、一万円札発行 → 新潟県中越地震

など。

そして、今回の新紙幣の発行。

一万円札は渋沢栄一に、五千円札は津田梅子に、千円札は北里柴三郎に変わります。

この新紙幣発行のタイミングで、従来の旧札を使えなくして新紙幣へ強制的に切り替えるような、戦後の預金封鎖、新円切替と同じような事態が起こったとしたら、一体どうなるのでしょう。

戦後の新円切替時は、幣原内閣による発表(1946年2月16日)の翌日(2月17日)より預金封鎖が行われ、旧札は強制的に銀行へ預金させられ、一世帯の預金引出し額は500円に制限されました。また、旧円は3月3日付けで市場流通が差し止められています。

当時は、インフレの抑制、財産税法制定・施行のための、資産把握、差し押さえの狙いもありました。

2019年のOECDによる消費税26%への引き上げ要求、2021年の経済同友会による消費税19%の提言、昨今の政権周辺から漏れ聞こえる軍拡増税論などを鑑みれば、国民のタンス預金や、富裕層の資産を没収する動きが出ても、おかしくはないのかもしれません。

不思議な縁を感じるのは、戦後の預金封鎖時の大蔵大臣は、渋沢栄一の孫の、渋沢敬三だという点です。偶然とは思えないのは、私1人だけでしょうか。

また、同時に違和感を感じるのは、マイナンバーカードの半ば強引ともいえる数々の普及策。最近では、現行の健康保険証を2024年に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」へ切り替え、マイナ保険証を持たない人には有効期限1年の「資格確認証」を発行するという方針が示されています。

さらに、この春からマイナンバーカード取得で給食費が無償になり、取得しなければ有償にするという方針を示した行政も出て来ました。

何としても、マイナンバーカードを取得させようとする動きには、国民の財産、預金把握の狙いがあるのではと考えるのも当然でしょう。

5:風の時代への移行期

西洋占星術では、2020年12月22日から、木星と土星の大接近「グレート・コンジャクション」を境に、「土」の時代から「風」の時代へと転換するということが、一般の方にも広がりました。

「土」の時代はいわば、産業革命に代表されるような経済重視、消費型の社会です。富める者が、より富を得る社会。経済的強者が、社会的強者でもある社会です。

「土」の時代は、物質至上主義社会ですが、「風」の時代は精神重視社会、目に見えないものを大事にし、人を思い合う平等な社会が実現し得るといわれているのです。

しかし、正しくは2020年12月22日から2025年いっぱいまでは、その移行期で混乱の時代といわれています。真の「風」の時代の到来は2026年からで、それまでは「破壊無くして創造なし」つまり、現体制が破壊されて、混沌とした状況に陥る時期であるというのです。

コロナ禍や、ロシアによるウクライナ侵攻などを考えると、それは当たっているといえます。

因みに数秘術においても2025年は「整理」「集大成」の意味を持ち、2026年は「始まり」を意味します(2+0+2+5=9、2+0+2+6=1)。

6:異星人のカレンダー

世界で初めて無施肥無農薬でリンゴを栽培したことでも知られる青森県の木村秋則さん。

木村さんは、無農薬栽培に成功した数年後、UFOに連れ去られた体験を持っています。これが、夢や本人の作り話ではない証拠があります。

木村さんは、連れ去り事件の後、この体験を語っています。

ある日、深夜にふと目が覚めた木村さんは、窓の外に2つの影があることに気付きます。その影は宙に浮いて立っているようでした。次の瞬間、鍵をかけていたはずの窓がスッと開き、その影が部屋に侵入して来たのです。

木村さんは、両脇を抱えられると、部屋から連れ出され、気付くと金属製のベンチのようなものに腰掛けていたといいます。そこはUFOの内部だったと思われます。

横を見ると髪の長い金髪の白人女性、その隣には髪の短い軍人らしき白人男性がいました。

木村さんは、UFO内部の様子、UFOの窓から外を覗いた様子、異星人との会話、異星人からもらったある物の話などを、のちに語っています。

勿論、無事に家に戻ることが出来た木村さんですが、ある日自宅でテレビを観ていると、UFOに関するドキュメンタリー番組が放送されていました。

その番組の中には、UFOに連れ去られた体験があるという証言者が出演していました。何と、その証言者は、木村さんがUFOの内部で出会った白人女性その人だったのです。

しかも、番組中でその女性は、UFO内部で眼鏡をかけて、歯のない日本人男性(まさに、木村秋則さん自身!)と出会ったということまで証言していたのです。

木村さんと一緒にこの番組を観ていた奥様は、木村さんのUFO搭乗体験を信じざるを得なかったそうです。

さて、本題はここから。

実は、木村さんはUFO内部にいるとき、壁にカレンダーがあることに気付きます。

このカレンダーは、1年毎に1枚で、その年に地球にどんなことが起こるのかが記されてあったといいます。ただ、このカレンダーはある年で途切れており、それを不思議に思った木村さんは、そのことを異星人に尋ねたのです。

「なぜ、カレンダーはあの年で途切れているのですか?」

「地球の歴史がその年で終わるからだ」

木村さんは、「意外と残りの年数がない・・・」と焦りを感じたといいます。

その、カレンダーの最終年は「2031年」

2025年に巻き起こるとされる様々な出来事が、2031年の地球破局の原因となるのでしょうか。

因みに、「2030年問題」といわれるものが一部で囁かれており、この年にUFOの母船が地球に最接近するといわれています。

また、異星人の「地球の歴史がその年で終わる」の真意は、人類が絶滅してしまうというような破局的な出来事ではなく、これまでの地球の歴史が大きな転換点を迎える、価値観がガラリと変わるというものであると思われます。

既に世界各国の首脳はこれらのことについて、国連などを通して協議を進めているという情報もあり、木村秋則さんの見た未来のカレンダーの終末年の前年にあたることから、何らかの関係性があるといわれているのです。

7:「台湾有事」「ロシアによるウクライナ侵攻」=「第三次世界大戦」

言うまでもなく現在進行形の問題です。

先日、アメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が、中国の台湾侵攻の軍事シュミレーションを発表しました。

当然、アメリカの参戦はあり得ますが、この場合は、日本にある米軍基地が使われ、日本から台湾へ向けて米軍が派兵されます。

このケースの場合、アメリカは空母2隻、駆逐艦500隻を失うという予測が立てられています。空母は1隻1兆円なので、軍事的にも、経済的にもアメリカは大打撃を受けることは確実です。

中国側は、アメリカがこのようなリスクを日本のために負うわけがないと考え、日本側にも「米軍基地をアメリカに使わせたら核攻撃をする」、「中国在住の日本人を拘束する」といった脅しをかける可能性が高いと見られています。

アメリカはリスクを負うことを恐れ、日本の米軍基地を使用せず、日本は中国の脅しに屈して米軍基地の使用にGOサインを出せず、アメリカにも頼めないという状況であれば、戦争での実被害はなくとも、後に日米同盟の破綻や、中国からの経済制裁を受けて、没落の道を辿ることは必至です。

アメリカが日本の米軍基地を使って、台湾に派兵する決断を下した場合は、日本は中国軍の反撃を直接的に被ることが大いに考えられます。アメリカの兵器は古く、中国軍とは軍備の面では比べ物にならないといわれているからです。

台湾有事ともなれば、海上輸送の要であるシーレーンは遮断され、農作物の輸入が途絶え、今以上の食料価格の高騰が起き、深刻な食糧危機に陥る可能性も大いにあります。

また、中国軍は沖縄近海に常に潜水艦などを待機させていますし、ロシア軍は日本の領土、領海を度々侵犯しており、自衛隊のスクランブル(緊急発進)も度々起こっています。

脅威はすぐそこにあり、明日にでも日本は戦争に巻き込まれかねない状態であるにも関わらず、それに対しての危機感や備えが足りないのが実情です。

一方、ロシア軍によるウクライナ侵攻は、プーチン大統領を侵略者、ゼレンスキー大統領を侵略に抵抗するヒーローというイメージを定着させています。

しかし、丹念に国際情勢を追っていると、そうしたイメージがメディアによる情報操作の色合いが濃いことが分かってきます。

ロシアによる軍事侵攻は、2022年の2月24日でしたが、その前年である2021年3月24日に、ゼレンスキー大統領は「あらゆる手段を講じてクリミアを奪還する」という強い意図のもと、政令を出して、軍備を整えました。

それと歩調を合わせるように、黒海とバルト海の間では、NATOの演習が行われ、これを脅威に感じたロシアが、軍事演習を開始します。

ここまでは、裏の動きでしたが、先手を切ったのはウクライナ側でした。

ウクライナ軍は、ドンバス地域における戦闘を停止する合意書「ミンスク議定書」を無視し、親ロシア派分離主義勢力が治めるドンバス盆地の燃料庫を攻撃しました。この時、ウクライナ軍はドンバス地域の民間人についても、激しい砲撃を加えています。

こうした事実を通して考えてみれば、このロシア軍によるウクライナ侵略は、「ロシアにウクライナを侵略させるための仕組まれた戦争」であることが見え隠れします。当然背後には、新たな冷戦構造を生み出したい思惑のあるバイデン政権の存在があることでしょう。

これこそが、軍産複合体です。

2月21日朝、バイデン大統領がウクライナを電撃訪問という一報が飛んできました。米軍の派兵がない戦地へ大統領自ら訪問するのは異例中の異例です。この出来事はロシアを大いに刺激することでしょう。

また、"プーチン大統領の頭脳" とも称されるロシアの極右思想家、アレクサンドル・ドゥーギン氏はメディアとのインタビューで「ロシア勝利か、人類滅亡か」しかあり得ないと語っています。

台湾有事しかり、ロシアによるウクライナ侵攻しかり、受け身ではなく、正しい情報を自らが取りにいく姿勢、情報リテラシーこそが、自分や愛する家族を守る唯一の手段であるように感じます。

この記事を書いた年(2023年)の10月7日に、ハマスがイスラエル領内に数千発のロケット弾を打ち込んだほか、レイム音楽祭虐殺事件をはじめとする殺傷・拉致事件が発生。民間人が多数犠牲になりました。

そこから始まった、パレスチナ・イスラエル戦争は現在も続いています。

今後のイランの動き次第では、イスラエルによるイランへの核施設攻撃などが起こらないとも限りません。イスラエルとイランの全面戦争に乗じて、ロシアがイスラエルに侵攻、またその動きに乗じて、中国が台湾に侵攻といった雪崩れ現象が怒る可能性もあります。11月の米大統領戦で世界の命運が決まるかもしれません。

8:UAP・UAUP

UFOは海底にもいる!

2021年6月25日付で、アメリカ政府はトランプ前大統領が2020年12月に署名し、公約したUFOについて調査を行って来た報告書を公開しました。

予備評価:未確認の空中現象(Preliminary Assessment: Unidentified Aerial Phenomena)」というタイトルで、国防総省と国家情報長官室が作成したものです。

もはや「UFO問題」は、「信じる、信じない」の問題ではなく、「知っている、知らない」の問題であり、「国防・安全保障問題」の一つなのです。この辺りも、私たちの認識の大きな転換が必要です。

UFO:Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)」は、「UAP:Unidentified Aerospace Phenomena(未確認空中現象)」に改められ、先日さらに「UAUP:Unidentified Aerospace-Undersea Phenomena(未確認空中・海中現象)」に再度改められました。

そうです、UFOは、空だけではなく、海中にも潜んでいるということを指し示しています。

米軍の最新鋭のスキャンソナーは、他国の原子力潜水艦などの動きを察知するために、どんなに深い海底もつぶさにリアルタイムで監視することが出来ます。

このスキャンソナーによって、日本も含めて世界中の海底でUAUPがまさに星の数ほど移動を繰り返していることが分かっています。その速度は500〜700km。

通常の潜水艦の移動速度は20ノット(時速37km)程度。最速の潜水艦でも30ノット(時速55km)前後だといわれています。

海中を最も早く移動できるのは、カジキマグロで、その速さは時速100kmを超えます。地球上に住む、人間の科学力の限界は、その程度なのです。

続々と開設されるUFO研究機関

2019年12月には、トランプ前大統領が署名した「国防権限法」に基づき、「アメリカ宇宙軍(United States Space Force:USSF)」が創設されました。

2021年末にはNASAにUAUPの専門研究チームが発足。2023年9月14日、研究結果が公開されました。

https://smd-cms.nasa.gov/wp-content/uploads/2023/09/uap-independent-study-team-final-report.pdf

現時点では、UAPの起源が地球外にあるのかは、確証が得られなかったが、引き続き調査を行なっていくとのこと。

このチームを率いるのは、プリンストン大学の天体物理学科長を務めた経歴のある天体物理学者、デイビッド・スパーゲル教授、また、NASA科学ミッション総局のダニエル・エヴァンス氏が調整役を務めます。

また、新たに気象学者のMark McInerneyがディレクターとして任命されています。

国防総省は「未確認空中現象タスクフォース(The Unidentified Aerial Phenomena Task Force:UAPTF)」を設立。

のちに「UAPTF」は2021年11月に後継組織となる「Airborne Object Identification and Management Synchronization Group:AOIMSG」に引き継がれました。

さらに2022年7月には「全領域異常解決局(All-domain Anomaly Resolution Office:AARO)」に引き継がれています。

このAAROの局長には米国政府の科学部門のトップ、ショーン・カークパトリック氏が就任しているほか、日本でも『オウムアムアは地球人を見たか?異星文明との遭遇』という著書が出版されている理論物理学を専門とするアヴィ・ローブ博士(ハーバード大学)が調査、研究に関わっています。

今年3月7日に公開されたAAROによる研究論文『PHYSICAL CONSTRAINTS ON UNIDENTIFIED AERIAL PHENOMENA(未確認の空中現象に対する物理的制約)』では、太陽系のどこかにUAPの母船が存在し、地球に向けて小型の偵察機を放出している可能性があることが書かれています。

また、NASAといえば、米海兵隊の少将を務め、自ら宇宙飛行士でもあった、チャールズ・ボールデン元NASA長官

彼は、2017年4月22日にヒューストンで行われたNASAの定例会議にて、「数ヶ月、または2025年までの近い将来、エイリアンの侵略があるだろう」「私たちの計算によれば、宇宙には30,000のエイリアン文明が存在している」と断言しました。

この発言を終えたボールデンをNASAの職員が慌てて壇上から引きずり下ろしたのです。

この一報を伝えた当時のメディアによれば、このNASAの職員は変装したCIA、もしくはFBIのエージェントだったのではないかとのこと。

その後、NASAはこの長官の発言は、NASAの公式見解ではないとして、公にトップを批判したのです。このニュースは日本にはほとんど伝わっていません。

リークされたUFO画像

上記の「UAPTF」からは既に、機密報告書が写真と共にリークされています。

以下のTweetにある画像がそうで、海軍パイロットが東海岸沖の海上をホバリングしているときに、目前に現れた正体不明の飛行物体をスマートフォンで撮影しています(4枚目の画像はPhotoshopによる再現画像)。

ここで大事なことは、この画像を撮影したのは、民間人ではなく、軍人だという点です。

しかも、それが意図的なのか、アクシデントだったかはさておき、リークされて表に出てきたことも、不可解な点です。

独特のフォルムをした、この物体。報告書では地球外のものである可能性を含めて議論されていると書かれています。

デビッド・グルーシュの証言

2023年7月26日、アメリカ空軍の将校で、米国家偵察局(NRO)の元諜報員のデビッド・グルーシュが、米下院の公聴会で重要な証言を行いました。

公聴会といえば、宣誓の上で証言を行い、偽証を行うと最高で禁錮5年が言い渡される厳格なものです。

ここで、グルーシュは米政府は回収したUAPからリバース・エンジニアリング(既存の物質を分解、または解析し、その仕組みや技術を理解すること)によって、未知の技術を極秘に取得しており、エイリアンの遺体とUAPを隠し持っていると語っています。

また、イタリアのベニート・ムッソリーニ政権が1933年に「人間ではない」者が操縦する宇宙船を回収し、バチカンとファイブ・アイズ(米国・英国・豪州・カナダ・ニュージーランド)が1944年または1945年に米国がそれらを調達するのを支援したことを報告する文書を見たと主張しています。

このほか、元戦闘機パイロットのライアン・グレイブズと、元米海軍司令官のデビッド・フラバーも同様に証言しています。

公聴会の様子は以下から動画で観ることが出来ます。

こちらは詳細な委員会資料となっています。

https://www.congress.gov/event/118th-congress/house-event/116282/text

カール・ネル元米陸軍大佐の証言

5月20、21日の両日にわたってニューヨークで開催された権威ある金融会議「SALT iConnections New York 2024」の席上で、元米陸軍大佐カール・ネル氏が衝撃的な発言を行なっています。

"非人間知性体(NHI)"(*地球外知的生命体のこと)は実在し、すでに人類と接触している」と発言。

非人間知性体の存在と、人類への関与に関して「疑いようのない事実である」と明言しています。

彼の最後のキャリアは前述の「未確認空中現象タスクフォース(The Unidentified Aerial Phenomena Task Force:UAPTF)」で、元陸軍司令官。

退役後、ベル研究所ロッキード・ミサイル・アンド・スペース(LMSC:現在のロッキード・マーチン・ミサイル・アンド・ファイア・コントロール(LM MFC))社、ノースロップ・グラマンENSCOなど、軍事、航空、システム工学分野の一流企業で、副社長兼ゼネラルマネージャーを務めた尊敬される軍人です。

現在は、外交政策研究所で航空宇宙エグゼクティブ兼アドバイザーを務めています。

この「SALT iConnections New York 2024」には、前章のデヴィッド・グルーシュが出席する予定でしたが、代理としてネル元大佐が出席しています。


UFOの歴史

「UFO問題」の歴史を、少しだけかいつまんでご紹介しましょう。

既にアメリカには第二次世界大戦直後から、UFO調査チーム(プロジェクト・ブルーブック等)などが存在しており、NASAもUFOの存在は発足当時から認識し、隠蔽に努めて来ました。

1952年には、アメリカの首都ワシントン上空に、2晩で12機のUFOが乱舞し、市民の多くが同時に目撃、パニックに陥った、いわゆる「ワシントンUFO乱舞事件」が発生しています。

この事件は写真とともに大きく報道され、当日はワシントンの電話回線がパンクするほどの騒ぎとなりました。

その約10年前の1942年には「バトル・オブ・ロサンゼルス」といわれる事件が発生。ロスの上空にUFO編隊が大挙襲来。空軍が高射砲を千発以上発射するものの、一発も命中しなかったのです。

これは後に映画化までされました。

ロサンゼルス・タイムスで報道されたバトル・オブ・ロサンゼルス

1947年にはアメリカのニューメキシコ州ロズウェルにUFO2機が墜落、生きたエイリアンと、遺体が回収されています。

ロズウェルといえば、1945年8月6日に広島に原爆を投下したエノラ・ゲイがアメリカ本土に帰還した際に降り立ったのが、ロズウェル空軍基地です。

原爆投下の約2年後の、1947年6月14日、J・B・フォスターが所有する農場の管理を任されていたウィリアム・"マック"・ブレイゼルが息子と一緒に農場内を車で走っていたところ、金属片やゴム紐、アルミ箔のような奇妙なものがたくさん散らばっているのを発見します。

このときは気にせずに放置(実際は金属片やアルミ箔のようなものの一部を持ち帰っている)し、後日行きつけのバーで空飛ぶ円盤の目撃情報が話題になっていることを知り、農場で発見したものが空飛ぶ円盤の残骸ではないかと思うようになり、翌日になって地元の保安官に話します。

保安官は、すぐにロズウェル空軍基地に報告。軍は残骸の回収に乗り出します。

空軍はその後、情報将校が会見を行い「空飛ぶ円盤の残骸を回収」と発表しましたが、翌日には「残骸は気象観測用の気球だった」と前言を撤回します。

地元紙ロズウェル・デイリー・レコードがUFO残骸回収を1面TOPで伝えた

1994年になると下院議員の求めに応じて、調査が行われました。

ロズウェル・リポート」なる報告書が空軍より発表され、残骸が気象観測用の気球であることが否定されました。当時の隠蔽が裏付けられたのです。

アインシュタインもロズウェル事件を調査していた!

また、驚くべきことに、このロズウェルUFO墜落事件の調査には、あの物理学者アルベルト・アインシュタイン博士が関わっていました。

アインシュタイン博士は軍人に案内され、とある格納庫で、助手であるシャーリー・ライト博士とともに回収されたUFOを見せられているのです。

このことを証言する、シャーリー・ライト博士の録音テープが残されています。

アインシュタイン博士と、シャーリー・ライト博士は、そこで5人のエイリアンの遺体を見せられているほか、別な建物に連れて行かれ、そこでは生きているエイリアンと会ったといいます。

そこで、エイリアンはシャーリー・ライト博士にテレパシーでこう質問を投げかけたというのです。

「人間は、どの程度まで海の底に潜れる技術があるのか?」と。

以下の記事の中断にある「THE TELLING TAPE」と書かれたリンクから、シャーリー・ライト博士の証言が聞けます。

このとき回収されたエイリアンの遺体は、明らかにモンゴロイドの容貌(東洋人)で血液型はO型、身長は150cmほどで、一重まぶただったとの情報がある。1人は30代、2人は20〜24歳とみられている。近年になって保存されていた凍結細胞を分析しなおしたところ、寿命は1000歳ほどで、東アジアでは日本人にしかみられないYAP因子と呼ばれる遺伝子を持っていたことが分かっている。1000歳まで生きるDNAを持ち、容貌が20〜30代なのは太陽の光に晒されていないからではないかと考えられている。つまり、エイリアンの正体は古代から生き延びているモンゴロイド(日本人)であり、彼らは地球の内部からやって来ているとも考えられる。

隠蔽工作

1953年には、各分野のトップクラスの科学者、軍の高官らを招集して「ロバートソン査問会」が開かれます。

名目上はUFOの科学的調査でしたが、内実はアメリカ国内でUFOの目撃が相次いでいることを危惧した空軍とCIAによる「プロジェクト・デバンキング作戦」の推進が話し合われています。

これは、誰かがUFOを目撃したり、話をしていたら、それを嘲笑するという作戦です。つまり、UFO問題から人々の関心を逸らすことが目的です。

また、UFO目撃報告には価値ある情報は含まれておらず、市民を集団ヒステリー状態にし、社会的潜在的脅威を生み出すもので、UFOは既知の物体であると教育するべきであると結論付けました。

1966年の「コンドン委員会」と共に、UFOは錯覚、誤認、虚偽に過ぎないという大衆操作が広く徹底されていったキッカケの一つとなっています。

空軍士官学校の教科書に明記されるUFOと地球外文明の存在

しかし、驚くべきことに一方では、米空軍士官学校の教科書『宇宙科学入門』の第33章には、以下のような内容の記述が見られます。

入手可能な情報からUFOは、今から5万年以上前から地球に飛来している。

実に不愉快ではあるが、他の惑星からエイリアンがコントロールして、我々の地球にやって来ている。

与えられた有効なデータから、少なくとも3種類、あるいは異なった4種類のグループ
(おそらく異なる発展段階にある)が既に地球にやって来ている。これは、太陽系の惑星の大部分に知的生命体が存在すること、あるいは、他の太陽系のメンバーが地球に驚くほど強い関心を抱いていることを示唆している。

一番良いのは、懐疑的な心を持ち、極端な立場を取らないことである。


INTRODUCTORY SPACE SCIENCE - VOLUME II
CHAPTER XXXIII
UNIDENTIFIED FLYING OBJECTS
DEPARTMENT OF PHYSICS - USAF
UNITED STATES AIR FORCE ACADEMY
宇宙科学入門第2巻
第XXXIII章
未確認飛行物体
物理学科-米空軍
アメリカ空軍士官学校

INTRODUCTORY SPACE SCIENCE - VOLUME II

実に、矛盾した記載ではないでしょうか。

オバマ政権時には、ロシアのメドベージェフ大統領と共同で、異星人の存在について発表する予定があったことを側近がのちに語っていますし、ケネディ大統領の暗殺は、UFOの存在を公にしようとしたことが原因であるといわれています。

このように、UFO、UAP、UAUPの存在は明らかなものとなりましたが、何故このタイミングなのでしょうか。

あの、木村秋則さんが見たというカレンダーの終末期限が迫っていることと、何らかの関係があると思うのが自然です。

また、ロシアのウクライナ侵攻や、台湾有事など、核の脅威が高まっていることを、宇宙の安全保障という観点で、異星人側が重く見ていて、地球に何らかの体制変更を促しているのかもしれません。

UFOは、原子力発電所近くで目撃が多発することからも、原発の稼働や、核兵器の使用を警戒しているものとも思われます(広島に原爆を投下したエノラ・ゲイが、ロズウェルに帰還したことを含め)。

先ほど書いた、UFOの歴史的な事件は、全て日本に核兵器が落とされる前後、または原子力発電が世界中に広がっていく最中で起こっています。

現在は、核戦争が勃発してもおかしくない世界情勢であり、日本でも原発再稼働、老朽化した原発の稼働延長など、政府の方針が一変、311の教訓を一切無視した行動が行われており、歴史的な事件の数々が発生した頃と状況が似てきていることが気掛かりです。

また、地球に別な脅威(惑星の衝突など)が間近に迫っているため、異星人の存在を明らかにすることで、彼らの助けを受け入れようとしているとも考えられるでしょう。

実際に、木村秋則さんは、異星人からの連れ去り事件後、再び異星人の訪問を受けており、彗星の衝突が起こることを知らされています

続発する不思議な出来事

今月2日アメリカ各地の上空に、10日にはアラスカ州で、翌11日にはカナダのユーコン準州で、さらに翌12日には再びアメリカのミシガン州で、中国の高高度監視気球と思われる気球が目撃され、撃墜されています。

このうちアラスカ州に現れた飛行物体は、他のケースとは異質で「円筒形で銀色がかった灰色」をしていたといいます。これはまるで俗に言う「葉巻型UFO」の形状と酷似しています。

この円筒形の物体に接近した戦闘機のパイロットの交信音声が流出しており、この中で同パイロットは「明らかに気球ではない」と言っているのです。

Baffled pilots say Lake Huron 'octagonal' UFO is 'not balloon' in cockpit audio 『DAILY STAR』

北米各地に出現している気球にまぎれて、UFOも飛来していると考えてもおかしくはありません。

現に、中国の気球は核ミサイルが格納された軍事基地近くを飛んでいることから、UFO側が核の脅威への監視と警告を強めているとも考えられます。

空だけではなく、海岸にも謎の物体が出現しています。

浜松市の遠州浜海岸には、謎の鉄球が現れて警察が爆発物の可能性を含めて対応に追われました。

また、中国系メディアの報道なので信憑性は定かではありませんが、中国山東省上空にも未確認飛行物体が出現し、撃墜準備のため周辺の漁師たちに注意喚起がなされたとの情報もあります。世界各地に現れる気球や、飛行物体。とても不気味です。

China Says It’s Preparing To Shoot Down Unidentified Flying Object Near Yellow Sea

Forbes

2023年4月30日の深夜に、カリフォルニア州東部やネバダ州などで緑色の巨大な火の玉が飛翔しているのを数多くの人々が目撃。

ラスベガスに住む、エンジェル・ゴメス氏の自宅の裏庭に、その火の玉が墜落。身長3mもある異星人と思われる異様な風貌をした生物が裏庭で目撃されるという衝撃的事件まで発生しました。

この一部始終を、エンジェル氏自らSNSへ投稿し、世界中に拡散されました。また警官のボディカメラや、一般市民の撮影した動画にも、墜落するUFOと思われる物体が写っており、マスコミもこぞって報道しました。

世界で頻発するこのような報道。何か、違和感を感じないでしょうか。

UFOには内燃機関がない、つまり推進機関(動力)そのものがないといわれています。

飛行機にエンジンや、プロペラなどを必要とする私たちの知性や科学力とは雲泥の差、それは人と猿、もしくは人と蟻ほどの差があるでしょう。

人が猿山の猿たちを襲撃しようとせず、優しく観察して見守っているように、圧倒的な知性や科学力、進化の差がある存在に対して、力で屈服しようとしたり、何かを奪おうとするでしょうか。

彼らは侵略のために訪れているのではなく、何か他の目的があるものとみられます。

私たちが怯えているのは、侵略の有無ではなく、私たち地球人よりも圧倒的な進化の過程を経た異星人が存在するという事実への、迫られる価値観の転換ではないでしょうか。

国会内でUAPに関する動きも

この記事を投稿した日(2024年5月28日)、UAPについて国家安全保障上の観点から考える、与野党合同の会合が開かれ、6月にも「安全保障から考える未確認異常現象解明議連」を立ち上げることが決まりました。

発起人は維新の遠藤敬国対委員長。議連会長には、自民党国会対策委員長の浜田靖一元防衛相が就任、石破茂氏や中谷元氏ら防衛相経験者が名を連ねるほか、小泉進次郎元環境大臣、立民の原口一博元総務相、教育無償化を実現する会の前原誠司代表も参加する。

設立総会は6月6日が予定されています。

いよいよ、国会内でも大物議員を中心に動きが出て来ました。

自民党:石破茂、中谷元、小泉進次郎、熊田裕通、中谷真一、井野俊郎
立憲民主党:原口一博
日本維新の会:馬場伸幸、遠藤敬、掘井健智、岬まき、浅川義治
公明党:三浦のぶひろ、濵地雅一
国民民主党:浅野哲
教育無償化を実現する会:前原誠司

議連に参加する国会議員一覧
防衛省がまとめたというUAP関連資料
議連設立趣意書

9:青い星

日蓮宗の一宗派に「日本山妙法寺」があります。

檀家を持たない日本山妙法寺の僧侶たちは、団扇太鼓を打ち鳴らしながら、日蓮宗と法華経の教えを広める活動を行なっています。

創始者の藤井日達上人は、昭和5年にインドに渡ったあと、インド独立の象徴である、マハトマ・ガンディーと出会い、非暴力主義に共鳴。以来、不殺生、非武装、核廃絶を唱えて平和運動を展開しました。

寺沢潤世上人も、藤井日達上人の意思を受け継ぐ1人。弟子たちと紛争地をめぐり、戦争回避の祈りを捧げ、平和行進を行なって来ました。

そんな、寺沢潤世上人がホピ族、ナバホ族、アズテックインディアンなど、世界のインディアン5大部族の酋長を伴い、日本の5都市の行政機関を訪問し、ある警告を発したのです。

それは「2025年に青い星が地球をかすめ飛ぶ(衝突はしない)ので、天変地異に注意が必要」であるという内容でした。

38万Kmも離れた地球と月でさえ、潮の満ち引きや、人の体調に大きな影響を及ぼすというのに、地球をかすめ飛ぶとしたら、一体どのような天変地異が引き起こされるというのでしょう。

ホピ族には予言の書かれた岩絵が2000年以上にわたって伝わっています。そこには第一次、第二次世界大戦の勃発や、広島・長崎への原爆投下が書かれていました。

そして、これから先、人類が歩む道、起こることも書かれているのです。

そこに、酋長たちが日本を訪れたときに警告を発した「青い星」に関する予言があります。

サクアソフーが現れたら地球は終わる」というものです。ホピ族の言葉で「サクア」は「青緑色」を、「ソフー」は「星」を意味します。

またの名を「カチーナ」。

2025年の危機が迫る中、2022年にはNASAが小惑星の軌道を変える実験を成功させたとの報道がありました。

NASAは、青い星の到来をすでに知っていて、Xデーへ向けて対策を急いでいるのでしょうか。

地球の11倍の大きさ(直径は139,820 km)で、太陽系最大の惑星である木星。大部分はガスで出来ているとされています。

この木星の南半球にある赤く巨大な渦を大赤斑と言います。

17世紀に観測が始まって約350年もの間、消えることも、移動することもありません。

2019年に木星探査機「ジュノー」がこの大赤斑に接近したデータを測定した結果、その深さは最大で500kmもあると考えられることが分かりました。

それ以前のNASAの発表では、この大赤斑からの熱で上空の大気が非常に高音になっていることも報道されています。その温度は推定で約930~1330度。

この温度は、太陽からの熱だけで発せられるとは考えられないと専門家は言います。

その熱源は、大火山だと推測されます。

地球に存在する火山の溶岩の温度は、900〜1100度。これはあくまでも溶岩そのものの温度ですが、木星の大赤斑上空はそれを上回る温度なのです。

だとしたら、そこに存在する火山の規模は推して測るべし。

また、この火山が噴火をすれば、地球にとって最大の脅威となるでしょう。その噴石は、ほぼ「惑星が惑星を生む」といった表現が最適なほど。

イタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイが発見したことで知られる「ガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)」のひとつ、イオでは火山活動が活発です(エウロパでも海底火山活動が起きている可能性が示唆されている)。

もしかしたら、このガリレオ衛星も、木星の大赤斑直下にある巨大火山がかつて生み出したものかもしれません。


「恐怖」より「希望」を!

愛する人を守るためには、真実を見極める目を持ち、根気強い探究心を維持すること。人が嘲笑って来たような情報の中にも真実があるものです。

ここ数年で急激に価値観が変わってしまうような激動の転換期が訪れる可能性があることは、誰の目にも明らかです。

大恐慌が訪れれば、安穏としていた富裕層が一晩にして一気に貧困層となり得ます。異星人が襲来すれば、それを映画の世界だけだと考えていた人は、思考が追い付かず、パニックを起こしてしまうでしょう。

震災や水害など、報道される災害は自分の身には起こらず、他人事だと考えていたとしたら、ここ数年で日本人の大多数が、我が身をもって被災体験をする可能性もあるわけです。

その時に向けて、物理的な準備は勿論ですが、精神的な準備をしておく必要があります。つまり、これまで書いて来たようなことが実際に起こり得るということを、肝に銘じておくことです。

「知っておく」「心づもりをしておく」「調べておく」「世界情勢を頭に入れておく」ということは大事です。心の準備がない人ほど、狼狽え、怯え、希望をなくします。

私が異星人なら、環境を破壊し尽くし、殺戮を繰り返し、平等とは程遠い世界を蔓延らせ、その上、原発や核兵器をおもちゃのように振りかざしている地球人は、危なっかしくて放置しておけません。

「いい加減にしろ!!」と姿を現したくなります。

ヒーローが現れて世界を変えてくれるとは思っていませんが、新しい創造のためには時に劇薬も必要不可欠なのではないかとも感じるのです。

いよいよ、社会が、世界が行き詰まるのが「2025~2031年」なのではないでしょうか。

しかし、それを終えると、理想的な社会が訪れる可能性が高まるかもしれません。物質的な社会から、精神的な社会へ、心のある人が幸せを享受出来る社会へ。

「終わり」の恐怖や不安よりも、「始まり」の希望に賭けたいものです。また、そう思える人が、次の時代への切符を手に出来ると私は思っています。


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