001バジル精油
新しくオープンするWeb shopでは、オーガニック精油も販売します。
以前も同じところから輸入して販売していました。
今回も中身は同じなのだけど、ラベルを一新しましたよ。
おごとハーブガーデン立ち上げのときから商品開発の部分でお世話になっていたYOSHIDA-KEさんに新しいラベルをお願いして、輸入して販売する精油に番号を振って販売することにしたのです。
これには訳があって、ずっと調香依頼の仕事はコンスタントにきていて、私のレシピノートに綴っていくうえで、番号で記録していくととてもやりやすいから。
販売する精油はある程度使用頻度が高いものにし、英名のアルファベット順に番号をふっていきました。
001はBasil Sweet スイートバジル。
Ocimum basilicum ct. methylchavicol
マダガスカル産のバジルの香り。
バジル精油は本当にいい仕事をしてくれます。
本やネットで得られる一般的な情報をここに書くのも面白くないから、今回は私がバジルを使う時にちょっと意識していることを書いておこうと思います。
バジルは昔から「悪魔祓い」のパワーがあるといわれていたのです。
バジルの香りが邪悪なものを寄せ付けないといわれているので、バジルを床にまいたり、スマッジにしたり、清めの入浴剤としても使われていたそうで。
私は、香水やルームフレグランスを創ったり、デトックス目的のトリートメントオイルを創ったり、入浴剤を作るとき、バジル精油を使うことが多いのですが、バジル精油はブラックペッパー精油やパチュリ精油やイランイラン精油のように、配合割合によって自分の存在を七変化させるから、香りにバリエーションをつけたいときにもすごく助けてくれます。
調香依頼のとき、スイスの某メーカーやフランスの某メーカーの商品のような香りに仕上げたいというリクエストがたまにあるのだけど、そんなときの定番精油のひとつがバジルでもあります。
だから国産のバジル精油はぜひとも製造・販売したいなと思っているのですが・・・
バジル精油はケモタイプがあるから栽培して蒸留して、「ハイ、精油できましたー」とはいかないので、少しハードルが高いんだよね。
あとはおいしいハーブなので、バジルペースにするのも商品価値が高いし、、、栽培したものすべてを蒸留へ・・・ってのもなんだかなぁという気もするし。
今輸入しているところのバジル精油もとてもいい香りなので、しばらくはこの精油を「001」の番号をふって販売していきます。
明日から一応お買い物していただけます。
在庫数はほんの数本しかないうえに、輸入時期、輸入条件も不安定なため、安定供給には少し遠い存在の「001」ですが・・・。
必要としている方のところで
ご縁のある方のところで
いいお仕事してほしいなと思います。
ガンバレ、001バジル精油!