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シッターになって気づいた保育士時代とはまた違うジレンマ


今日もみなさん、おつかれさまです。

先日シッティング中に公園でお会いしたお会いしたご家族が、
とってもありがたいことに
「お願いしたいです」と、声をかけてくださいました。

フリーのシッターさんなら
「あなたにお願いしたい!」と思っていただけた時の嬉しさってお分かりいただけるかと思います。

多分営業さんとかもだと思うのですが、数ある選択肢の中で選んでもらえた時って、とても嬉しい。

でも時間だったり、体力の問題(レベル36に上がり、年々体力は落ちております)だったりで
全てのご依頼にお答えできるわけではなく。

保育士時代はチームで動いていたので
自分がカバーしきれない部分は誰かにフォローお願いできたけど、今は個人戦。
私のひとり。いい意味でも悪い意味でも。

依頼が重なった時、影分身ができたらいいのに!と何回思ったことか。
いでよ、私のドッペルゲンガー!

依頼を断る時は、もう本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
結果無理に依頼をねじ込んだりしまったり、
自分の時間が取れなくなったりした時があり、
それを改善する為、そもそもなぜこんなに申し訳なさをこんなに感じるのか考えてみました。

・せっかくご依頼いただいたのに、断ったらがっかりさせてしまうかも
・またご縁が繋がるか分からない
・ご家族もお子さんを預け先がなく困ってらっしゃる
・預けれないとお母さん、お父さんはどうなっちゃうのかしら?!

もはや想像力豊かすぎて自分でも困っちゃうんですが、シッター始めた頃は、無駄に「わたしがやらなきゃ!」と使命感に燃えていました。

けどよく考えたら、これって存在しない誰かを
勝手に頭の中に作り出して
勝手に自分で苦しめていました。

誰も周りに頼る人がいなくて
お子さんのお世話で満足にやりたいことが叶えられず、
苦しい思いをしている、誰かの姿ができあがってしまっていて
それにがちがちに振り回されていたのですが

私がシッティングすることで笑顔の子ども達や、ご家族を増やすことが一番。
私に余裕がないと楽しくシッティングできないし
そもそも、余裕がない働き方が嫌で保育士辞めたんだった!
と本質に立ち返ることができました。

そんな気づきがあって以来、存在しない人の為に自己犠牲を払うのはやめて、伺うお宅で目一杯の愛情を注ぐことに集中しました。

それでもやっぱり影分身ができたら
多くのお家に伺いたいなぁという思いは
捨てられないのですが…

だからこそ、シッターさんが少しでも増えたらいいのになぁと心の底から思うのです。




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