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HSP:境界線のつくり方

HSPとして生まれてきてしまった。これはしかたない。
HSPって猫か犬かぐらい、そうでない人と違う気質だと思う。
「人との境界線をつくれ」とよく聞く。
そもそもこの「人との境界線」ってどういうこと?

他人の感情をすばやく感じ取り、それに振り回される。
ネガティブな感情など、自分のことのように感じてしまう。
他人の感情に対する境界が弱い。
このHSPの気質のため、他人のことに振り回され疲れ果て
気を使いすぎて、かたくなになり、ひきこもる……。
(わたしはしあわせなひきこもりなので、違うひきこもり方を
 してるけど、過去に何度も人間関係でひきこもりを経験した)

境界線のつくりかたは、”HSP 境界線”で検索すると
いっぱい出てくるので調べて欲しいけど
わたしがようやくできてきたかなと思う方法を書いてみる。

結論から先に言うと、自分軸をつくる。これしかない。
そしてこれが、とっても難しい!
そもそもHSPだから、感じてしまうこと。
感じないように努力するのも違う。
だからこそ境界を意識して、自分の軸のデーターベースを作らないと
どんどん境界が広がる。もしくは境界線がなくなる。
共依存の関係になってしまうのも
境界線が広がってしまうからだと思う。

まずは思い込みを捨てること。
相手が気分が悪いのは、相手の勝手。私には関係ない。
このスタンスを冷静に保つ。
相手がどんなにつらいだろうとわかっても
自分ができることはする。
だけど相手が望むことを、まず相手に確かめる。
余計なおせっかい行動は、相手に聞いてから。
相手が望むことと、自分が望むことは根本から違うことを知る。
そもそも他人の考えは、他人の考えで
自分の感じているものが、同じではないということを理解する。
これが腹落ちするまで、相当な訓練が必要だった。

つらい思いを感じて、一緒に泣いてあげることはいっぱいできる。
楽しい思いは、一緒に喜んであげられる。
それはHSPの武器ともいえる、すばらしいところ。
ただそれは相手のこと。
自分を犠牲にして、悩んだり助けたりはしない境界をつくる。

その境界線は、過去データーベースは参考にしない。
だってそれがうまくいってたらいいけど
そうじゃなかったから、境界線のことを考えているんだし。

好きなことに集中すると、境界ができやすいこともわかった。
その集中力を、自分に向ける訓練。

他人の感情を感じてしまったら、まずじぶんに集中する。
ひとり時間のしあわせとひとり時間をプログラムすること
そして境界を意識して、じぶんの中につくる。
それから外側のエネルギーを見て、感じてみる。
その時、中のエネルギーが弱ければ、境界は広がってしまう。
簡単に外のエネルギーに取り込まれてしまう。

罪悪感を感じてもいいから、少しずつ他人は他人だと
思う練習をしてみよう。
好きなことをして、じぶんに集中していれば
他人のことはどうでもよくなる。
そしてその罪悪感すら、思い込みだと気づくかもしれない。

助けてと言われて、自分の時間もエネルギーも使った。
それに後悔はしてないけれど
今度は私が助けてと言っても
「私には関係ない」と言われたことがある。
その時、我にかえった思いがした。
ああ、それでいいんだね。
私が私を助ければいいんだ。
むしろそれしか方法はないんだなと。

ひきこもりの創造へ役立てたいと思います。わたしもあなたの力になりたいです★