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ひきこもり日記*『アドバイスしたい欲』を発見した

わたしフツーのおばちゃんだから、余計なお節介発動して人にいろいろ言いたくなるんですよ。でもそれを最近までまったく自覚してなかったんです。「こうやったらいいのに」とつい言ってしまって、相手はそれを聞かず他のやり方をやる。「言わんこっちゃない」と言いたいけどそこまで言わずに遠くから「あーあ」と眺めてじぶんがマウントをとったように思ってまして。
それが何度も繰り返されるわけです。
こんなこともあったし、先日は弟の家族が東京から遊びに来て「あそこがおいしい。ここが楽しい」と細かくガイドしたのに採用されず、がっかりしてました。
ムスメには日常のように言ってしまって、彼女が「言うことを聞かず」もやもやして深掘りしたら、アドバイスしたくてたまらないおばちゃんなじぶんを発見しました。ああ、かっこわるいし情けないし、おばちゃん悲しいと思って泣きました。

もっと深く考えたら、わたし自身が「人の言うこと聞かないやつ」だということに気がつきました。占いですら「そんなアドバイスいらない」と忘れようとします。きっと耳が痛いのです。その占いは「怖くて動けないなら感情を殺してでも安全な場所から出よ」と言ってました。聞かなかったことにしようと思いました。わたしはひきこもりがいいのです。

さらに深掘りしてみたら、母親の影響だと気がつきました。母はいまだに「アドバイスおばあちゃん」です。こまごまと指示をしてきて、娘の要望は聞いてくれませんし、じぶんの思い通りにならないと機嫌が悪くなります。そこに悪気はないようです。

わたしが人の意見を採用しないのは、母に言われたのがいやだったからなのですね。3人姉弟の一番上のわたしは、母の代役のように家事をしていました。指示に従わないと母の機嫌が悪くなる。それがいやでしぶしぶやる。
やり方にまで「アドバイス」してくる母がうざかった。
「やりたいようにやらせてよ」

「アドバイスしたい欲」はここで発生するんですね。人のことはすごくわかるから言いたくなるのです。相手は「やりたいようにやらせて」と思ってるのに、「失敗してほしくない。わたしのようになってほしくない」と、いろいろと余計なお節介な口出しです。ああ、かっこわるい、なさけないと笑ってしまいます。

マウントとりたくて「アドバイスしたい欲」が発生するのかなあ。誰かの役に立ちたい?だけど相手の目線じゃない「わたしだったらこうやる」なクソバイスになってしまっていることに気がつかないわたし。
これからは「あなたはどうしたい?」と聞いてみることにします。

それでも「アドバイスしたい欲」が出てきたら、noteに勝手にアドバイスを書くことにします。うざーって思われてもいいや。
だって余計なお世話したいんだもん。

おばちゃんは今日も元気に我が道をいきます。



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