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nikki 2019/4/12 ブルマとジブリ

今日は昼からバイトへ行った。
入る曜日や時間帯によってはほとんど会わない人もいる。
今日一緒に入ったのは、同世代の人(Aさん)で、
同じ時間帯で入るのはほぼ初めて。

同じ時間に入ると、自然とお互いのことを披露しあう。
出身地とか、バイト歴とか、既婚未婚子有り無し。
あとは、スポーツジムなので得意スポーツとか。

最初の会話で、Aさんは地元出身、
バレーボール経験ありという情報が掴めた。
Aさんは既に私がバレーボール経験者であると知っていた。
学年的には1つ下のAさん。
当時強かった高校がどこだったとか、
日本代表の誰々は同じ年だとか、そういう話で盛り上がった。

そして、私は話の流れでこう訊ねた。

「ユニフォーム、ブルマでしたよね?」

Aさんは、

「え、違いますけど」

と否定した。

私は高校まではブルマだった。
先輩から受け継いだ伝統の青いユニフォーム。
それは紛れもなく、ブルマだった。
生地も綿で、今のような速乾性のあるものじゃない。
でもそのユニフォームを着る権利を得たくて
苦しくたって悲しくったってコートの中では平気な顔して
心の中では涙を流して(いやコートでも泣いたな)頑張った。

でも今思うと、当時ですらブルマは希少価値があったのだな。

はみパン(はみでたパンツの略)が気になるのは難点だが
ブルマは足が長く見えることは大いなるメリットである。

今となってはブルマを履いていたこと自体、
価値があって、誇らしく思えてくるから不思議だ。

確か私の二つ下からユニフォームは短パンになった。
ある意味、一つの時代が終わったのだ。

そんなこんなで、もう高校を卒業してウン年経つ。
バイト先の年下の先輩と、青春時代の話をしながら
ジムのフロントで働いていることを想像していただろうか。
面白い。実に面白い。

夜は金曜ロードショー「風立ちぬ」を鑑賞。
宮崎駿監督、平成最後の長編作品、らしい。
主人公の堀越二郎の声を庵野監督がやっていたとは。
賛否両論あるけれど、最後にはシックリきたから良いかな。
瀧本美織さんのあの儚げな声、菜穂子にピッタリ。泣く。

私的には泣きポイントが2回ある。

戦争と結核
男のロマンと女の愛情
夢と現実
生と死

もうテーマを挙げるのは無限大。
最近映画を見ていると、結局最後に行きつくのは

なにをしたいのか

ってこと。

「なにをして、生きたいか。」

それはつまり、

「なにをして、死にたいか。」

映画にはそれを考えさせられるシーンがたくさんある。
キレイごとじゃない、現実がそこにある。

だから魅了されるのかしら。
やっぱり作りたい、書きたい、生み出したい。
でも本当にそれなのか。

迷う、惑う、で迷惑。
思う、考える、で思考。

とりとめもなく、書いただけの日記。
だから、日記。

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