見出し画像

ほぼ日腹筋

 私は小学校から社会人3年目まで17年間、バレーボールを続けた。バレーボールから離れても、趣味でダンスをやってみたり、(仕事でもあったが)マラソンを走ってみたり、常にスポーツには近い環境にいた。私自身、体育会系を売りにしている部分がある。また、私は背が高く、一見細く(&逞しく)見えるらしく、腹筋なんかも割れているように思われることが多い。

が!!
実際は、お腹は出ている。
それなりにポッコリしている。

 そして、それをずっと隠して生きてきた。いや、隠したというよりは見せないようにしてきたと言った方が正しい。いや、出す機会がなかったとも言える。出したとしても、必死に凹ませていた。いやむしろ、ほとんどの女性がそうではないだろうか。そうだと信じたい。

 女性は筋肉が付きにくいし、子供を産むという役割のある女性のお腹には贅肉が付きやすくなっていると聞いたことがある。だから腹筋を割るのは至難の技なのだ、そうだ、そうに決まっている。
 しかし、昨今のジムブームで、トレーニングをする女性が増えている。今までは運動というと、目的は「ダイエット」のためだったのに対し、「筋トレ」「ボディメイク」という概念が広がってた。「痩せるだけじゃなくて、美しい筋肉をつけよう☆」に。
 もう、体重を落とすだけじゃ許されない、おそるべき時代になってしまった…

 が、私はもちろんそのレベルには到底及ばない。まず痩せたい。お腹をせめて真っすぐにしたい。夏までには。そう、夏までには…。

うおぉぉーーーい!!
もう8月中旬じゃないか!!

 

 という前置きはさておき、私は7月上旬からひそかに行動を起こしていた。ある無料アプリを使って。

30日でお腹の脂肪を落とす(初級)

(何気なくアプリを検索していて見つけたので、特にこれが凄くオススメというわけではありません)

 ストレッチも入れて、21のトレーニングが出てくる。毎日少しずつメニューは違うが、数日やっていると一通り出てくるので、「あぁ、次はこれね」みたいな感じでだいたい覚えてくる。全てのメニューは15分前後で完了できる(インターバルをどれくらい取るかにもよる)。

 毎日きちんとやっていれば、本来ならとっくに終わっているが、どうしても出来ない日があってあと7日残っている。そこは反省しなければならないが、ほぼ日腹筋をやっていて思うのは、

わたし、できるじゃん。


 ってこと。大人になったら、部活でもなし、誰から強制されることはない。趣味にせよ、トレーニングにせよ、食事にせよ、自分のことは自分で決めることが出来る。やるもやらないも、好きも嫌いも、楽するも苦しむも、全部。
 私は自分に甘いタイプの人間だと思っているから、追い込まれないとやらないし、やらなくていいならやらないほうを選択することも多い。そんな私が、来たる(平成最後の)夏のために、誰から頼まれたわけでもないのに、腹筋を鍛えてやろうとそう決めて、家でひとりコツコツとアプリ相手に腹筋をしているのである。泣けるじゃないか。やれるじゃないか。
 アスリートや筋トレを毎日やっている人からしたら、何を甘っちょろいことをと言われるかもしれない。だけど、小さな一歩がきっと次につながる。ほぼ日でも腹筋を続けることが出来たら、次は少しレベルの高いトレーニングに進めるかもしれない。

ほぼ日活動は私に自信と勇気を与えてくれる。
このnoteもそう。

お腹は劇的にへっこみはしない。
夏は刻一刻と終わりに近づく。
それでもいいのだ。
私の前向きな気持ちが膨らんでいるから。

さぁ今日も腹筋するぞ!

クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!