Last day of August
2020年8月31日。
いつも通りの、何の変哲もない、一日。
だけどどこか夏の終わりを感じて、切なくなる、一日。
そんな8月最終日の締めにやったのは
ランニング。
たまに走っていたけれど、年初からパッタリ途絶えてしまっていた。が、怠けた身体に鞭打って、再び8月中旬から走り出すことにした。今日で3回目(結局週1ペース…)。
今日は走る前から、走り終わったら絶対に銭湯に行くと決めていて、その準備までしてから家を出た。途中雨が降ってきたが、あとで銭湯にいくことを考えたらそれすらも嬉しくなってきた。銭湯のパワー恐るべし。そうして結局5kmを32分30秒、キロ6分30秒ペースで走ることができた。距離とタイムを少しずつ伸ばすことができている。
走っていると「継続は力なり」を体感する。走ることに身体が慣れて、前よりも長く、そして速く走ることができる。長く走っていると毎回そうはいかなくなってくるが、必ず自分に結果として返ってくる。だから続けられる。だけど止めてしまうと、戻るまでに時間かかる(わたしの場合)。
そんなこんなで、9月もマイペースで走り続けられたな、とほんわり思っている。
そして待ちに待った銭湯タイム。
家から歩いて1分ちょい。ランニング後の汗に濡れたウエアのまま、お風呂セットを持って、行きつけの銭湯へ。流れてくる汗は塩の味。塩分補給しながら、一応傘をさして歩いていると秒で到着。
うちの(笑)銭湯はサウナはないが、高温のお風呂が自慢。汗をサッと流し、湯船に浸かる。お湯が熱くて、ケガした覚えがないのになぜか沁みる。沁みるのが逆に気持ちがいい。血管に、筋肉に、内臓に、沁みるぅぅ。お湯に浸かる文化のある国に生まれて良かったと心から思う。大袈裟じゃなくて、本当に。赤の他人と真っ裸で、それぞれのお風呂の入り方を晒して、同じお湯に浸かって、1日を終える。文字にするとめっちゃ不思議な文化がしてきた。だけど、最高に素敵な文化だ。
8月最後の夜はまだ終わらない。
帰りにコンビニに寄って、ビールを買って帰る。そして家でフェイスマスクをしながら飲む。もしかしたらこれが最高の1日なのかもしれない。
でもたぶんもう一杯飲む。
だって今日は8月31日。夏とお別れする日だから。夏っぽいことなんて、何一つしていないけれど。わたしは夏を諦めない。きっとまだ暑い日は続くだろう。よ。