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【2021/8/16】楽しくなかった夏になるのか

3年前の夏は上海に行った。ディズニーランドでアトラクション待ち時間3時間だったり、タクシーにぼったくられたり、レンタルしたWi-Fi無くしたり、トラブルの多い旅だったけどずっと笑ってた。その夏は山にもたくさん登ったし、サッカーを見にスタジアムにも通った。

2年前の夏はラオス&ミャンマーに行った。教員をしている友達だったからお盆にキッカリ1週間。深夜バスで移動したり、お腹ピーピーなのに川に遊びに行ったり、なかなかハードな旅だったが、全部楽しかった。

去年の夏は女3人で伊豆に行って、山に登って、海とプールに入って、遊んだ。とっても楽しかった夏がまだ、当たり前にあった。何かしたくて、しなければと焦って、予定詰め込んで、お金注ぎ込むのが夏。そう。それが夏だった・・・

なのに、「うみ」って打ったら「膿」が先に出てきた。なんじゃこのパソコン。あたしが海と打つはずがないとでも思ったか!それとも時世を読んで変換したのか。だとしたら優秀。でも何で「膿」やねん。

でも、8月のお盆を過ぎて、わたしのスマホのフォルダに入っているのは、たまに行く外出先で食べたご飯と、色々な手続きに必要な書類をメモ代わりに撮ったものだけ。海の写真も、山の写真も、友達と笑い合う写真も、なにもない。楽しかったことが残されていない。

楽しかったか、楽しくなかったか、でカテゴライズすると、”楽しくなかった”ほうに入る夏になってしまいそうだ。

ただ、まだ夏は終わりじゃない。

自分が夏だと思えばきっと夏は続く。

しかし現状を考えると、海外には絶対に行けない、海すらもあやしい。もしかしたら”膿”なら出会えるかもしれないけれど、それは嬉しくも楽しくもない。

でも。

夏の娯楽はそれだけではないはず。

今までと違った夏の過ごし方をして、今までと違った夏の楽しみ方を探せばいい。それは「楽しくなかった」夏ではないはずだ。スマホのフォルダに写真はなくとも、どこかに何かを残している夏ではあるはずだ。

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