【2021/9/16】The Family Man
邦題『天使のくれた時間』
主演:ニコラス・ケイジ
参考にしたい部分があったと、でっかく言うとニコラスとは共演しているので(笑)、チェックしておこうと観た。
日本公開は2001年なのでおよそ20年前の映画。ニコラスのフォルムがほとんど変わらないのがスゴイ。老け顔とも言えるし、老けないとも言える。
内容はと言うと…
13年前に恋人ケイトと別れ、その後仕事に生きて成功したジャック(ニコラスケイジ)。クリスマスイブの夜、コンビニで奇妙な黒人男性と遭遇し、「ほしいもの何か?」と聞かれる。しかし全てを手に入れた(と思っている)ジャックは「ない」と答える。すると次の日の朝、13年前に恋人を選んだ場合の暮らしの中にいた。混乱しながらも、少しずつ家族との生活に慣れていくジャック。しかしもっとお金を稼いでいい暮らしをしようという思いも持っていた。が、妻のケイトは「お金よりもあなたと一緒にいることが幸せ」と言う。元の暮らしに戻ったジャックが取った行動は・・・?
つまるところ、「幸せとは何か」「大切なものは何か」と向き合っていくお話。
仕事の成功、お金、優雅な暮らし、何でも手に入る都会生活から一変、田舎の古い家、地味な仕事、家族サービス、ケチケチした暮らし。でも愛し愛される家族がいて、家族同然に付き合う友達がいて、記念日や誕生日を毎年お祝いして、人に囲まれている。
どっちを選ぶ?
まあでもどっちでも幸せな2択だけど。
幸せの定義って本当に難しい。しかも変わる。わたし自身も色々と考えたり、悩んだりするけれど、やっぱり人なのかなぁと思う。家族や恋人や友達や仲間。この要素がなければ、いくらお金を持っていたって好きなことが全部できたって、幸せを感じられないかもしれない。極端な比較になってしまうけれど。
この作品の冒頭で出てくるアジア人のコンビニ店員がどこかで見たことあるなぁ~、でもちょい役だったからそんな有名な人じゃないかぁ~ってずっと気になって調べたら、最近見た映画「OLD」のメインキャストで出ていた。他にも「SAW」「スターウォーズ フォースの覚醒」にも出ているし、めちゃ有名じゃん!ってなった。お名前はケン・レオンさん。名脇役って感じかな。監督のブレット・ラトナーさんの手がけた「ラッシュアワー」に出演しているので、その縁で出たのかも。
映画やドラマをたくさん見ていると、俳優だったら「あ!この人知ってる!」「〇〇にも出てた!」、監督だったら「この監督の作品見たことある~」という発見があって面白い。日本人ならすぐ分かるけれど、海外の方だと気付いても名前を知らなかったり、作品がすぐ思い出せなかったりするけれど、今はネットがあるのですぐ調べられる。そして数珠つなぎのように、その方や監督が関わったまた別の作品を見るキッカケになったりもする。
さて次は何を見ようかな。
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