友人関係

私は、卒業と共に人間関係の縁が切れるタイプの人間でした。
同じタイプの方はいらっしゃるでしょうか?
いらっしゃれば、ぜひ最後までお付き合いください。

友人との縁が切れたのは、私が地元を離れてしまったことも理由の一つです。
昔の私は、「そういうものだ、仕方がない」と諦めていました。
同時に「人間関係なんて、所詮同じコミュニティにいるその時しか使えないものだ。卒業と同時にコミュニティが不要になるから縁が切れるのだ」とも思っていました。
捻くれてますね、最悪です。今から思うと、勘違い甚だしい。
お恥ずかしい限りです。


ある時、「ビジネスマンの父より息子への、31通の手紙」
という本を読みました。
(こちら良書でした。ぜひ読んでみてください。)

その中の一文に、以下のような記述がありました。

“友情は手入れしよう”

私はこの一文に、痛烈に胸を打たれました。
庭師も庭を手入れすることで美しく保っているのだから、当然友情も手入れしなければならない。
私はそのような当然のことすらせず、常に受け身でした。そしていざ連絡が切れたら「そんなものだったんだ」と1人落胆していたのです!
なんて愚かだったのか。私は自分の愚かさにようやく気づくことができました。

以降、関係を続けたいと思っている友人に対しては、誕生日や年末年始の挨拶にかこつけて、細々と連絡を取るようにしています。

みなさんも、ずっと関係を続けたいと感じている方に対しては、友人を逃さないように、友情が消えないように、手入れをしてみてください。


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