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ロシアから日本に引っ越すのはどんな感じなのか

一番最初の投稿は何にすればいいか長く迷っていました。みんなのブログを見たら、自己紹介で始める人は少なく感じました。で、自分について一番目立つことは出身はロシアだということだと思いますから、一般にロシアから日本に引っ越すのはどんな感じなのか書きたいと思います。

私は純ロシア人で、ロシア生まれロシア育ち、家族にも仕事とかで外国と関わる人がいません。おじいちゃんはハーフポーランド人みたいな話は一回あったけど。とにかく外国に初めて行ったときも日本に引っ越したとき。
だが、なんだかロシアの社会に対して所属感がありませんでした。なんだか小さい頃からいつか外国に引っ越す感じがしました。ですから、他の人より外国に引っ越すのは楽だったかもしれません。

日本に来て一ヶ月目のとき、自分は地球で一番幸せな人だと思っていました。新しい人生を始めたばっかりで何も分からなかったから、どんな心配でもなくて新しい世界を探検しまくっていました。その頃のことは驚くほど詳しく覚えています。人生で初めてのコンビニ、初めての弁当、初めてのラーメン…その場所を歩き回ると子供に戻るような感じがします、わずか二年前ぐらいのことなのに。
来日した日直後、朝相当早く起きて、外に出ると道路の横に立っていてみんなに「おはようございます!!!」と言いながら御辞儀している政治家の姿を見ました。何とも言えないほどの驚きでした。日本人の政治家の誉め言葉じゃなくて普通に私の感想ですが、ロシアの政治家は、ナワリヌイさんはともかく、一切国民の顔を実際に見ることはありません。選挙の前にガードマンに囲まれず一般の人には挨拶するなんて…「日本人は血が赤いんじゃなくて虹色!」と言われるのと一緒ぐらい思えないもの。

ほぼ毎日、毎日じゃなくても毎週、学校の帰り道とかでよく「ただ旅行先じゃなくて、これから日常になっていくところだと信じられないなぁ…」と考えていた。

そのときにものすごく平和ボケしてて今考えたら気持ち悪い、怪しい人とよく遊びました。ここは日本だもーん!怪しい人なんていなーい!と思って。

ちなみにモスクワにしばらく暮らしてましたけど結構やばいところに住んでて、夜出かけるときにバタフライナイフをもつ習慣を身に付けました。さすがに飛行機にもって入れませんから日本にバタフライナイフをもって来れなくて、もつ必要はないとわかったまでに袖や寒かったらジャケットのポケットで百均のキッチンナイフを隠していました^^"

とりあえずこれぐらいですね。もし読みたい人がいればpart2とか書きますし他に書いて欲しいものがあれば気軽にコメントへどうぞ。

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