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旅人からのギフト〜ウチナーンチュ視点〜

みなさん、こんばんわ。Marです。今日のタイトルは「旅人からのギフト」。自分が旅人として、旅先の人に感謝されることって何だろう。地元おきなわの色が強くなった記事ですが、読んでくれると嬉しいです。



① 旅人の目線で地域の魅力を伝える

地域の人にとっては当たり前の出来事でも、旅人からの目線で新たに気付くことがあります。

実際に県外の友だちが、私の地元おきなわに遊びに来てくれた時の話です。沖縄では祭りがあると、沖縄出身のアーティストが呼ばれ、そこで曲を披露します。
例えば、
・BEGINの「島人ぬ宝」、「おじー自慢のオリオンビール」、「三線の花」
・かりゆし58の「アンマー」、「さよなら」
・MONGOL800「小さな恋の歌」「琉球愛歌」等、他にもたくさんの素敵なアーティストさんや歌があります。

東京出身の友だちの感想 
・「祭りでのウチナーンチュの一体感がすごかった。」(※沖縄の人は自分たちのことを沖縄人=ウチナーンチュと言います)
・「世代を超えて歌える曲があるって凄い」 
・「沖縄の人は自分たちの故郷の歌があって、羨ましい。」
・「自分たち東京は、いろんなアーティストがいて、皆んなで歌える歌がないんだよ〜」

それを聞いた時に、自分たちは当たり前だと思っていたことが、旅人からの目線で、「これは当たり前ではないんだ」、「沖縄って特別だな」ということに気付かされました。

旅人の視点で、感じたことを伝えることで、地域の人は、地元の魅力に改めて気付くことができます。目には見えない旅人からのギフト。私も旅をするときは地域の人へ自分が感じたことを伝えていきたいです。

②社会問題や歴史について知る、伝える

旅は、普段と違う場所へ訪れるからこそ、今まで知らなかった、考えたことすらなかった、その土地の歴史や社会問題について考えるきっかけになります。

私は、今年の年末年始はベトナムで過ごしました。

例えば、ベトナム戦争。沖縄と関わりがあるのを知っていましたか?

沖縄の嘉手納基地から、米軍はベトナム戦争に向けて出発していました。
ベトナムでは当時、沖縄のことを『爆撃機が来る場所』『自分たちを殺しに来る島』と呼んでいたとベトナム戦争帰還兵が証言していました。

・沖縄がベトナム戦争と直接関わりがあったこと。
・日本で唯一地上戦を経験し、4人に1人が亡くなった沖縄戦から、「命どぅ宝」(命こそ宝)という言葉が生まれ、平和を象徴するべき島が、戦争に加担していたこと。
・米軍基地があるということは、戦争が身近になるということ。

現地に行ったからこそ知った歴史や平和について考えることは直接的な恩恵ではないですが、人間として大切なことを考えるきっかけになるのではないでしょうか。 

「知らなくてはならないことを、知らないで過ごしてしまうような、勇気のない人間になりたくない。」

太陽の子 ふうちゃん

「自分で何か問題について考える、伝える」ことは、果てしなく長くてキツ
い道のりですが、その地道な行動や声を上げることを続けていきたいです。

最後に

今年は旅人として地域の人へ何か還元できるように、POOLO JOB生の記事も参考に旅をしていきたいです。地元おきなわの視点が強くなった記事になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

Thank you for reading!
Remember to be respectful to the locals.
It is the most important thing during your traveling.
Plus, traveling around the world teaches us how precious our life is.
I'll think about the PEACE, WORLD PEACE…


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