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取材ライターを始めたいと思ったら、まずは何をする?未経験の私が準備したこと4つ

「取材ライティングを始めたいのに、初心者が挑戦できる案件がない」

先日ライターの集まりがあったときに、こんな言葉を耳にしました。

たしかに取材・インタビューライティングって、「実務経験3年」とか書かれている案件も多いですよね…。

SEOから未経験で取材ライティングに挑戦した私も、過去にはなかなか案件が見つからない問題に直面しました。

そこで今日は、私が取材ライティングを始めるために準備したことをお話しようと思います。参考になれれば幸いです^^

①自主企画のインタビュー記事を書く

まず、取材ライティングを受けるには、営業で提示できる「実績づくり」が必要です。

発注者に「この人はこんなテイストの文章を書くんだな」と知ってもらうために、完全未経験で実績ゼロだった私は、ポートフォリオとして出せる記事をnoteにつくりました。

具体的には、自主企画をして取材記事を書いてみたんですね。オファーは、身近な友人から、慣れてきたら気になっている人に声をかけていきました。

実際にやってみたことで、取材には企画立案・提案文・質問書の作成・取材・構成・執筆・修正対応と、納品までにたくさんの工程があることをあらためて認識できるいい機会にもなりました。

媒体はnoteでもブログでもなんでもいいので、ぜひ最初に自主企画をして、実績として出せる取材記事を書いてみてください。

②ポートフォリオをもって営業をかける

何記事か書いたあとは、それをもって営業をしていきます。

取材案件を探せる場所🔍
・クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス…)
・SNS(主にX)
・求人媒体(Wantedly、YOUTRUST…)
・直接営業(メディア、企業)
・まわりに相談してみる

提案文には、自己PRと実績はもちろんのこと、「相手がメリットを感じられる内容になっているか」もチェックしてみてください🔍

私はXで案件検索&友人に声をかけてもらったことがきっかけで、最初の取材ライティングを始めました。

ただ、ここで失敗をしてしまって…。

記事のなかには「これ私が書きましたよ〜」と言えない(ライターの名前が記載されない)ものもあるのですが、最初に受けた案件のほとんどがこの無記名の記事だったんですね。

つまり、次の営業をかけるときの実績としてアピールできないということ…!

せっかく書いても実績にならないのではもったいないので、「記名記事かどうか」は事前によく確認してみてください。

とはいえ未経験で記名OKの案件は少ないのも事実なので、「経験を積む」という意味では、無記名でもちゃんとFBがもらえる環境ならどんどん受注するべきかなと。同時進行で記名記事にも応募してみるのが🙆‍♀️

無記名の記事でも「提案文に実績としていれるのはOKですよ」といった場合もあるので、そこも事前に確認しておくといいですね。

ちなみに、実績がたまってきたら、これまで書いた記事をブログやfoliio
にまとめておくのがマストです💡

③SNS発信をはじめる

SNS発信をするのは本当に大事です…!!

だって発注者の立場からすると、どれだけスキルがあっても、人柄とか考え方がわからない人に依頼するのはリスクが高すぎるから。(ポートフォリオは良かったのに、仕事の途中で連絡が途絶えてしまってフェードアウト……なんてことは避けたいところ)

だから、しっかりアイコンを設定して、プロフィール文にライターであること・得意分野・実績などを明示して、日々ポジティブな発信を心がける。

それだけで発信していない人よりも、お仕事依頼の可能性はグッと上がります!

企業やメディア、編集者さんたちは日々SNSをチェックしていて、実際に私もSNSを通じてお仕事をいただく機会も多いです。

「SNS発信するのって勇気がいる…」
「投稿する内容なんてないし…」

と思っている方は、身につけた知識を「その情報を知らなかったちょっと前の自分」に向けて発信するだけでOK。ライティングを勉強中なら、最近学んだことをXに投稿するなどですね。

あなたが悩んでいたことは、今他の誰かも同じように悩んでいる内容なので、必ず誰かにとってのお役立ち情報になります!

初心者だからと怖がらずに毎日コツコツ発信するのが◎

④人脈を広げる

そして、取材ライティングを始めたいと思ったら、関係者に会える場所に出向いてみることも意識してみてください。

私も正直なところ、取材に限らず、ライティング案件は人のご縁からいただくことが多いです。

もし自分が発注者の立場になったら、まったく知らない人よりも、一回でも会って知っている人のほうが安心して発注できますよね?クライアントさんは、スキルはもちろんのこと、「人として信頼できるか」も重視しています。

だから最初のほうは、自分がどんなライターなのかをアピールできる&ライティング関係者に出会える場所には積極的に出向いてみるのがおすすめです。

実際に私が参加したもの↓
・編集部の交流会
・フリーランスの集まり
・講座やスクール
・メディア主催のイベント…

他にもSNSを使って、フリーランスや編集者の方に積極的にコミュニケーションをとっていくのもひとつです。

相手がライターを探しているときに、「そういえば、◯◯さん取材の仕事がしたいって言っていたな」と思い出してもらうために、今から関係を築いておくのが大切です。

とにかくやってみる!で変わります

「案件がないから挑戦できない」「未経験からだと実績がないから無理」

私もライティングを始めるまではずっとこう思ってました。

でも、それって“やらない言い訳”を自分でつくっていただけだったんです。

実績がないなら自分でつくれるし、自分のことを認知してもらいたいならSNS発信やオフラインで人に会う行動をとればいい。

新しいことをゼロから始めるのって勇気がいりますが、この行動をしたところで被るリスクなんてありません。(自主企画をして上手な文章が書けなくても、SNS発信をして反応がなくても、誰にも迷惑はかけない…!)

やる前は「絶対無理」と思っていても、いざその環境に入ると想像もしていなかった力を発揮するのが人間。「まずはやってみるか!」とみなさんが踏み出す一歩を応援しています🚩




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