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結婚式費用を抑えるために実践したこと(こうして100万円を節約しました)

このnoteは自分自身が実践した「結婚式費用を抑えるための方法」を紹介する記事です。

想定読者は、これから結婚式場を選ぼうとされている方や、式場を選んだ後に準備を進めている方になります。

タイトルにもあるように100万円を節約したというのは事実ですが、より注目頂きたいのは、実際に何を考えて、何を実践したかということです。

私が結婚式の準備を進めているとき、結婚式費用を抑えるための情報サイトは多くあったのですが、各分野ごとに様々な意見が書かれていて、まとめるということが非常に難しい状態でした。

なので、私が情報を集めている時に知りたかったと思うような情報を中心に、この記事ではそういった考え方の部分と、試行錯誤の末、実際に選んだサービス名やサイト名などを具体的に書かせていただきました。

結果として私はすごく満足した選択ができたのですが、それは好みの部分もありますので、感性が合うところと合わないところを見極めて、最終的にご自身の行動に活かしてもらえたらなと思っています♪

有料noteになりますが、途中までは無料公開しています。興味を持たれた方は無料部分だけでもお読みいただければ幸いです。(記事を最後まで読むことで、お値段以上の価値があることを自負していますので、ぜひ期待を持って読んでいただけると嬉しいです)

私は2021年7月にホテルで結婚式を挙げたのですが、その際に様々な記事サイトや口コミ情報を何カ月にも渡って収集し、総額の値段を抑えつつ、満足のいく結婚式ができないか考えました。

いくつか式場見学に行って、少し有名な式場に決めることになったのですが、値段がとても高かったです。。しかも見積もりをよくよく見てみると少しでも安く見せる為に、オプションが含まれていない、装花なども全て最安値で計算されている、引き出物なども安く算出されているという状況でした。

一般的に見積もり金額は最低価格に近い金額なので、最終的にはプラス100-150万円になるという見込みがありました。

一生に一回の結婚式だからこそ妥協はしたくない、けれども、全てそのまま注文すると予算が大幅に増えてしまう。

その時に気づいたのが、
・自分たちで準備できることが多くあること
・それで結婚式費用を大幅に抑えられること
・当日、友人や親族の満足度を全く下げないで実行できるということ
でした。

そして実践した結果、式場代などの固定費を除く、費用を約150万円→50万円にすることができました。※内訳は後で書きます。

このnoteは当時の自分の発見と実践による学びを他の人が実践できるようにまとめたものです。

このnoteで書いてあること、ないことを整理すると以下のようになります。

■このnoteに書かれていること
・実際に節約をした点(お金をかけた所とかけていない所)
・具体的に実践した方法と節約金額

■このnoteに書かれていないこと
・結婚式のコンセプトや企画などに関する話
・結婚式場の選び方

注意点として、このnoteは「実際に節約をした点」や「具体的に実践した方法と節約金額」にフォーカスしています。

色々な方に参考にして頂くため、どの式場でも当てはまるような節約方法について実践した例を書いています。

しっかり情報が伝わるように丁寧に書かせていただきました。

このnoteは式自体のクオリティ(ゲストの満足度)を下げることなく結婚式費用を抑えるための方法なので、自分たちで多少の手を動かすことはご了承ください。※この記事を読むことによって少なくとも調べる時間を短縮できると考えています。

これから式を挙げる予定の方に少しでも参考になればと思っています♪


何にお金をかけて、何にお金をかけないか

総額の値段を抑えるために、料理や引き出物のランクを下げるなどの方法も一度は頭に浮かびますが、それは自分たちの結婚式では考えませんでした。人によって、式のコンセプトが異なるので、絶対というわけではありませんが、最終手段になるかなと考えています。

私は友人の結婚式も10~15人近く参加してきました。もちろん、自分にとって大切な友人なので当日参加できること自体が嬉しかったのですが、特に参加した上で満足度が高かったのは、実際にお金をかけたかどうかがではなく、ゲストに満足してもらえるように配慮された式でした。

具体的には以下にお金はかけるようにしました。

・料理の数、ドリンクの種類
・引き出物に関する品数(引き出物+引き菓子+縁起物)と内容
・受付係へのお礼、余興の景品
・会場の広さ(※)
 →コロナが流行している場合は、節約という理由で、参加人数に対して会場を狭いと印象はあまり良くないです。

一方、以下はゲストにとっても関心が高い部分ではないので、節約しても問題ありません。

・招待状、席次表、席札の準備
・音源の購入(式中のバックミュージック)
・写真/ビデオ撮影・エンドロールムービー準備
・ブーケの準備
・引き出物の持ち込み
・ムービー制作(プロフィールムービー)
・アルバム制作(自分たち用・家族用)

一部概算を含みますが、可能な限り具体的な金額をもって計算した結果、節約金額の合計はちょうど約100万円(99万4,329円)でした。内訳は以下の通りです。

<節約金額について>
・招待状、席次表、席札の準備 →8万9,180円
・音源の購入(式中のバックミュージック) →2万1,725円
・写真/ビデオ撮影・エンドロールムービー準備 →約25万円(※)
・ブーケの準備 →約7万円
・引き出物の持ち込み →10万5,324円
・ムービー制作(プロフィールムービー) →5万8,100円
・アルバム制作(自分たち用・家族用) →約40万円(※)
(※)は式場のプランがセットしかなかったため、節約金額は合計値でしか計算できなかったのですが、実際このくらいの配分になるだろうという比率で分けて書きました。
より詳細の計算根拠は本編で書ける範囲で書いています。

私たちがそれぞれで実践した方法(体験談)をここから一つずつ、書かせてもらいます。

①招待状、席次表、席札の準備

まず式場での見積もりだと、
招待状:500円/人
席次表:1,000円/人
席札:250円/人
であり一人当たり1,750円でした。またデザインの一覧が送られてきた際に確認したところ、一番シンプルなデザインの値段であり、柄入りなどだと平均2,300円くらいの印象でした。

私は60人弱の式でしたが失敗した時や10人単位の申し込みが必要であったため少し多めの70人分の注文になり、一番安価なデザインで1,750円×70人分の12万2,500円ということになります。

席札はゲストにメッセージを書いた場合、捨てずに置いてもらえることも多いと思いますが、招待状や席次表は捨てられることも多いためまずこれを節約したいと思いました。

ここで外注ということを考えました。(私の利用したホテルは持込料が無しだったので良かったですがホテルによると持込料が別途必要であったり、ホテルの指定しているデザインしか不可といったケースもあるため、契約時に確認することをお勧めします)

私が利用した外注先はピアリー(PIARY)です。
デザインなどによって差額がありますが、私が注文したのは
招待状:150円/人
席次表+席札セット:326円/人
のため476円/人であり70人分の注文で計3万3,320円でした。

またピアリーはキャンペーンを色々としており私が申し込みをしたときはイニシャルスタンプとコロナの対策グッズ(マスクケース、マスク、ウェットシート、案内カード、対策グッズをまとめるラッピング袋)が付いてきました。

キャンペーンは申し込み時期により変更となるため定期的にホームページを確認してみるのも良いと思います。

また品質についての不安も少しありましたが、口コミも悪くなく、実際に手元に届いた物も紙の材質、印刷に問題はありませんでした。

ですのでここで8万9,180円の節約となりました。

今回私たちはデザインと価格の観点でピアリーを選びましたが、ピアリー以外にも多数外注先はありますのでデザインや値段で選ぶと良いと思います。(基本的に会場で頼むよりどこも安く設定してある印象)

#ご参考(ピアリーさんでこんなデザインもあります)

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②音源の取得(式中のバックミュージック)

結婚式を挙げるまで知らなかったのですが、式場で流す曲は著作権の関係などがありCDで持ち込みをしなければなりませんでした。しかもレンタルCDは不可です。

また参列している時は意識をしていませんでしたが、下記のように曲を流す場面が多数あることに驚きました。

・迎賓(2-3曲)
・新郎新婦入場(1曲)
・乾杯(1曲)
・ケーキ入刀(1曲)
・お色直しの退場(新郎新婦、各々1曲ずつ)
・食事/歓談時(4-5曲)
・お色直し後の再入場(1曲)
・テーブルラウンドなど(2-3曲)
・花嫁の手紙/記念品贈呈(1曲)
・新郎新婦の退場(1曲)
・送賓(2-3曲)

などが一般的に必要になります。

曲選びも大変ですが、いざ決まった際に全てをCD購入となると、大変高額になってきます。(シングルCDがない場合はアルバムの購入が必要)

まず式場で用意してもらえる曲の一覧を確認し、食事/歓談時などは式場の無料の曲で対応しました。

ちなみに私が選んだ曲は下記の曲になりますが、ここで助かったのはメルカリとブックオフなどの中古品の購入でした。

※元々持っていたCDは下記に入れず、中古品で購入したときの金額のみ記載しております。定価に関してはネット検索したものを記載しておりますのでご参考までにお願いします。

・【シングル購入】Ki mi ni mu chu(EXILE) 定価:1,100円→360円
・【シングル購入】にじいろ(絢香) 定価:1,100円→550円
・【アルバム購入】やさしさで溢れるように(JUJU/What‘s Love?) 定価:3,200円位→380円
・【アルバム購入】BRUNO MARS(ドゥー ワップス&フーリガンズ) 定価:2,074円→1,000円
・【アルバム購入】The Rose(Wedding Celebration) 定価:2,530円→800円
・【アルバム購入】すみれ(ゆず) 定価:3,204円→300円
・【アルバム購入】輝く月のように(Superfly/Force) 定価:3,121円→333円
・【アルバム購入】Dear Bride(西野カナ/Love it) 定価:3,666円→610円
・【アルバム購入】スターラブレイション(ケラケラ/ケラケライフ) 定価:3,204円→1,100円
・【アルバム購入】やさしさに包まれたなら(荒井由実/Sotte Bosse) 定価:2,160円→460円
・【アルバム購入】歩いて帰ろう(斉藤和義/Golden Delicious Kazuyoshi Saito) 定価:3,059円→800円

結婚式準備を進める中で、どこかのタイミングで中古品を買うべきだと気づく方は多いと思いますが、早くにこの情報を知っていると、急がずに安い値段で売りに出ている時に購入することができると思います。

合計で2万1,725円の節約になりました。(2万8,418円→6,693円)

また、結婚式が終わった後にはメルカリで売りに出しました。まだ売れていないCDもありますが、6枚分は取引成立済みで4,440円は手元に戻ってきています。(手数料、配送料は引き算し、利益の金額です)

そこも計算に含めると2,000円と少しで11曲分のCDを用意できたことになります。曲数や使用曲によって個人差が大きいとは思いますが、参考になると幸いです。

③写真/ビデオ撮影・エンドロールムービー準備

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