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個性は出しすぎてもなくてもよくない世の中

わたしはいわゆる"普通"の人ではない。
普通の価値観、普通の感覚みたいなのは教えられてきたし
そうゆう世界に生きてきた。

会社などの組織に入ると、個性というものを出すと
抑え込まれるし面倒の対象にされる。
先日、マイセカンドアオハルをみていていて同じようなセリフがでてきた。
このドラマは、30代のOLがほんとにやりたかったことをする為に大学に入り自分の夢に向けて勉強に恋にまさに2度目の青春を送るラブコメドラマ。

このドラマのヒロインであるOL佐弥子(広瀬アリス)が創作の壁にぶつかり、自分がやりたいようにやればいいのにってなってる時に
大学生の拓(道枝駿佑)に放つ台詞

会社員てね、たいてい自分の好きなようにやったら怒られるよ
だから失敗しないやり方とか、怒られない方法をしちゃいがちなんだよ

組織に入ったら、協調性という魔法の言葉に丸め込まれる。
大事なんだけどね、これは組織が大きければ大きいほど強く言われる。
言われすぎるばかりに個性がだんだん失われる、というかないほうが平和に過ごせるといったほうがいいだろうか。


あと10年前に最悪な去り方をしてしまい、講師と生徒として再会を果たした日向さん(安藤政信)と話す佐弥子への台詞

ずっと社会人として働いていると同じ事の繰り返しでだんだん飽きてくる
大人だからこそバカにされたり失敗することをしていくことが大事
30過ぎて建築の勉強をしに大学入った佐弥子ちゃんはすごいと思う

ニュアンスこんな感じ

仕事に飽きてくるっていう感覚は、ほんとに分かる。
同じ環境で、毎日同じ人と仕事してこの人のこういう所が嫌だなとか
愚痴を聞きながらだれかを毎日けなしているような毎日。
”刺激”というものを自分で創り出していかないと
仕事をしている意味とか、自分がここにいる意味みたいなのが
分からなくなってくるんだよな….とそう思いながら第2話をみてた。

主人公が30代で自分にやりたいことをやってる姿に自分と重ねて、妙にセリフが刺さってしまうし、胸が高鳴ってしまう。

ただのラブコメドラマではないので、同世代の方には是非みてほしい。


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