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映画「非常宣言」感想

あらすじはこちらをご参照ください▽
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E5%AE%A3%E8%A8%80+%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%98%A0%E7%94%BB

まずは、飛行機内でのバイオテロを企てる男とそんな事は知らずバカンスの為に搭乗していた乗客、そして乗務員。
粉末状にしたウイルスを換気扇を使い機内に蔓延させるところから物語は始まる。次々と乗客が不審な死を遂げる。
原因は、ウイルスが原因だと後に分かるがその頃にはほぼみんな罹患してた。妻が同じ機に搭乗していると気づいた刑事は何か自分にも出来ないかと走り回る。最終的には自分で自分を感染させ、抗ウイルス薬が効果あるのか人体実験をしていた。一見訳が分からない様な行動にもとれるが、愛する人ともう会えないと思った末の行動なのだろう…死ぬほど愛してる、愛する人の為なら死ねる のような感情と似てるなと感じる。

事態が逼迫していく中で、もう感染してるんだからあっちに行け、うつすな!と強く訴える男性がいた。周りがうつってしまったら大変だろう、と言っていたが結局は自分が一番大事なのだなと強く批判されていた。
この状況は、少し前のコロナが蔓延した状況と似てる。
色んなデマに翻弄され、マスクをしていない人がいたら強く批判する。
災害やパンデミックが起こった時に、自分だけ助かりたいと思うのは人の性だろう。
そんな中でも、愛する人に迷惑かけたくない、辛い思いをするのは自分だけでいいと言える事ができる人は強いなと思った。

全体を通しての感想は、終始落ち着かなかったし目を背けたくなるほどの映像もあり、静かな怖さという言葉が一番当てはまると思った。
怖いだけではなく、コロナに翻弄された私達だからこそ感じるものがある映画だと思うので是非みてほしい。

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