見出し画像

[読書感想]実践 顧客起点マーケティング

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」を読了したので、忘れないうちに感想を書いておく

なぜ読もうと思ったのか

最近はマーケティングチームと一緒に仕事をしており、FB広告を運用するチームにジョインすることになった。今まで、エンジニアとしてモバイルアプリの開発を担当していたため、マーケティングの知識は0という状態だった。さすがに、マーケティングの知識なしで、会話するのは辛いので、社内で調査するフレームワークとして、「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」が利用されていたため、この本を読むことにした。

○購入したきっかけは?
このキャンペーンがきっかけ。そもそも読もう読もうと思っていたので、中を試しに読んでみることにした。ちょうど知りたいことが乗っていたので購入することにした。

○どういうことを学びたかったからか
・そもそも、セグメントの切り分け方、考え方がわからない
・ユーザー調査のやり方がわからない
・スマニュという業界的には近い会社の事例が載っていたので、考え方を真似できそう。
・社内に調査&分析資料はあるが、フレームワークや考え方を知らないので正しく読めていない気がする・・

内容について

○タイトル
たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

○目次
・序章:顧客起点マーケティングの全体像
・一章:マーケティングの「アイデア」とN1の意味
・二章:顧客ピラミッドで基本的なマーケティング戦略を構築する
・三章:9セグマップ分析で販売促進とブランディングを両立する
・四章:スマートニュースのN1分析とアイディア創出
・五章:デジタル時代の顧客分析の重要性

○概要と切り口
一人の顧客(N1)をじっくり観察し,どんな課題をプロダクトは解決しているのかを見定め、「アイディア」を取り出す。
デジタル時代は、データでログは収集できているが、それだけでは不十分で人の心の動きをきちんと調査できているか、顧客の心を理解できているかを考えたほうが良いという主題。

○読了までの所要時間
2時間くらい

良かったところ

○具体的な事例がしっかり書かれていて好印象
上記の考え方を、フローに落とし込むために作られたのが9セグマップ分析で、スマートニュースの具体的な事例がしっかり載っている。加えて、別にその企業に所属していなくても、ここまでできるという事例で「車業界」を分析した場合で掲載されていた。
今まで読んだビジネス書はフレームワークは書かれているが、具体的にどうすればいいのかがわからず手が止まってしまったが、ここまで具体的に書いてもらえれば自分で他の業界の分析を行ったりできそうだと思った。
チャレンジしてみたい。
エンジニア×マーケティングを組み合わせて、他社の9セグメントの可視化の自動化できると更に良いかもしれない。

○データだけみてはいけない。他者への貢献の姿勢
自分は社内でSQLとデータ分析講座をマーケティングチームメンバー向けに開催していたが、なんかクエリの表面をなぞっているだけで、全然よくなっていないなぁという悩みを抱えていた。
それをどうしたら解決できるのかがわかっていなかったが、そもそも全体像を自分はわかっているだろうかという認識を得た。わかってないから、分析ができていないのだという反省をした。

本当に、「ユーザーに対して、これを使ってしあわせになってほしいと思っているだろうか。ユーザーに寄り添えているだろうか」自分の気持ちが足りていないと思う。
近頃は、ちょうどこれの良さを伝えたいとおもうコンテンツを担当してFB広告のクリエイティブ作成、広告運用をおこなっていて、ちょうど熱意をクリエイティブにぶつけられそうだ。
数字につながらないと本当に悔しい気持ちを現在進行形で味わっている。自分のクリエイティブでCVにつなげたい。

気がついたこと

○自分のこれからの訓練方法
いまちょうど、次の仕事のために自社プロダクトをしっかり見なければいけないという義務が発生していて、自社プロダクトを心の底からしっかり使う習慣ができてきた。
他の人の心の動きを観察することは、すぐにはできないが、自分の心やどうしてそういう行動をしたのかをいちいちログを取る&認識をすると更にアイディアが生まれそうな気がしている。

WEBの閲覧履歴から、心の動きをメモできないか仕組みづくりをしたほうが長続きしそう。いつかモバイルアプリケーションをつくりたい。

まとめ

来週から社内資料をしっかりに見直して、自分で9セグメントを作って手を動かしたほうがいいなと思った。トライしてみる。


エンジニアとして働いている成長記録やおもしろいと思ったこと色々書いていこうとおもいます 頂いたご支援は、資料や勉強のための本、次のネタのための資金にし、さらに面白いことを発信するために使います 応援おねがいします