我が家のプロポーズ珍道中~現地に到着編~
前回の記事でご紹介したように、出発前から私のゴリゴリ大暴走で始まった私と夫の初めてのハワイ旅行。
飛行機に乗る前の時点でだいぶてんやわんやですが、やっと飛行機に搭乗。
ここから指輪を巡って珍事件が続いていきます。
機内にてーほぼ初めての海外旅行の旦那ー
夫は実はあまり海外旅行の経験がなく、このときのハワイ旅行が物心ついてから自分で予約して行く初めての海外旅行。
(大学時代にバイトの先輩に連れられてグアムに行ったらしいですが、全部先輩にお任せで酔っ払っていたので全く記憶にないそうで・・・)
国際線の8時間近いフライト、しかもここまでの人生で自分で買った金額としては最高額の婚約指輪を抱えて搭乗。
「お手荷物は、お座席の上の棚か前のお座席の下へお願い致します」
離陸のときに必ずいわれること、それは荷物を上に上げておくか、前の座席の下に入れるようにという指示。
夫は実は電車にちょっとした荷物を忘れる常習犯。
アナウンスを聞いて
普段暑がりで真冬でもTシャツで過ごすくらいなのに、ボディバックを抱えたままブランケットを肩までかけて座るおかしな光景に、「具合悪いの?」と私。
「いやちょっと」と歯切れの悪い夫。
通りがかったCAさんに「お客様、お手荷物は前の座席の下へお願いいたします」とあっさりバレて、婚約指輪入りのボディバッグはあえなく前の座席の下へ。
CAさんに言われたから仕方がないとはいえもしなくなったらどうしようと心配な夫。
前の座席の下においたボディバッグを、両足でガッチリホールドしたまま離陸。
「私(私達)は10,000米ドルを超える、または外国通貨にてそれと等価の通貨または貨幣を携帯している: はい/いいえ」
両足でがっちり自分のバッグをホールドしたままの8時間のフライトも終盤へ。
そろそろ税関申告書書いとこうかな、とボールペンを取り出す私。
必要事項を記入して、「いいえ」にチェックチェックチェック・・・
隣を見ると、真ん中あたりで夫の手が止まっています。
夫「10,000米ドルって・・・」
私「10万円くらいじゃない?」
私「10万なんか現金持ってないからいいえだよー」
夫「おおおお、おう、そうだよね」
こうして、「私(私達)は10,000米ドルを超える、または外国通貨にてそれと等価の通貨または貨幣を携帯している」の質問に「いいえ」と回答して、税関へ。
指輪は通貨じゃないし、当然止められることもなく無事に入国を果たします。
現地到着ーてるみくらぶの説明会ー
前回の記事で書いたように、今はなきてるみくらぶのやっすいフリープランパッケージで申し込んだ私たち。
ついて早々に、なんだかよくわからない説明会に集められ、これを聞いたら解放という流れになっています。
治安のお話・・・スリ?ホテルの部屋の貴重品管理?
基本的にこの手の説明会をまともに聞いた試しのない私とは逆に、ほぼ初めての海外旅行かつ、買ったこともないような貴重品を持って海外に来た夫。小一時間の説明会を真剣に聞いています。
説明会担当のおばさま
「ハワイでは最近スリが多くてね、この間もワイキキでスリが出たんですよ。皆さん貴重品はしっかりと管理してくださいね~。」
説明会担当のおばさま
「あとはね、ホテルの部屋もよくよく気をつけてくださいね。不用意に貴重品なんかを置きっぱなしにしないこと。客室清掃員に貴重品を盗まれてしまったなんて例もあります。貴重品はお部屋の貴重品ボックスにきちんと入れて管理してくださいね。」
私
「お金とか貴重品の管理って苦手だよね~貴重品まとめて貴重品ボックス入れて私管理するから安心してねー」
かくして、向こう4日間、肌見放さず胸に抱えたボディバッグから可能な限り手を離さないで抱えて過ごすというミッション付きで、夫の初のハワイ旅行がスタートします。
婚約指輪を巡る珍道中、やっと現地に到着しましたがまだまだここからスタートです。
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