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marimoHRのスーパー人材 〜建築人材編〜

私たちMarimoHRはインドネシア、タイからの優秀な学生を紹介しています。実際にはどの様な人材が集まっているのか、今回は建築人材の一部をご紹介致します。

グローバルに活躍できる優秀なインドネシアの建築人材。中には『日本の建築が世界で一番!』という方達が多く、是非日本で働きたいという学生も多い現状です。今回ご紹介するのは、弊社のインターンシッププログラムで日本企業の面接を受け、見事パスした皆さんです。

Jundi Shalahuddin Muhammad

(ジュンディ・サラフディン・ムハマド)
国立ガジャマダ大学 建築学科

図1

彼はインドネシアのガジャマダ大学(世界ランキング254位)の建築学科を卒業し、日本語能力試験3級を持っています。建築にはもちろん、日本語にも興味があるので、日本の建築業界で働きたいという強い思いがありました。既に日本企業のゼネコンの面接を通過し、入国を待っています。

図2

これはジュンディさんが設計したGarden(ガーデン) Terrace(テラス) Restaurant(レストラン) and(アンド) Cafe(カフェ)というプロジェクトです。ジョグジャカルタという世界遺産が2つある都市で、Merapi(メラピ)(メラピ)という山と南海の間にある立地のカフェ。ジョグジャカルタで流行っている食はジャンクフードなのですが、そういった最近の流行は健康を害すると考え、一石を投じました。自然との融合をコンセプトに、Merapi(メラピ)山の光景と合わせて施設内で野菜を栽培するのです。

図3

空気の流れや光、換気などの環境導線も考えて描かれています。自然光と空気の流れがスムーズになるよう設計され、換気や照明などの電気負荷が軽減される仕組みです。

Fadhila Neuritasari Rahman

(ファディラ・ネウリタサリ・ラフマン)
国立ガジャマダ大学 建築学科 プロフェッショナルコース在学中

図4

彼女は建築学部でありながら、なんと日本語能力2級に合格、様々な賞も受賞しています。我々はかなり優秀な学生であると判断しています。彼女が日本で働きたい理由は『伝統に根ざした現代的な建築空間の作り方』を日本で学びたいからだそうです。

図5

◉プロジェクトタイプ:住宅
◉高さ:3階
◉受賞:ベスト10学生カテゴリー

こちらはファディラさんが設計したGreen(グリーン) Steps(ステップス)という戸建てのプロジェクトです。この家は都市に暮らす若い夫婦と二人の小学生の生活を考えた設計です。

都市化が進み、オープンスペースや緑地などが減少する環境下で、「自分の家に自然をもたらす」というコンセプトでこのポートフォリオは描かれました。ゲストを迎え入れるフロアは【オープン離れレベルシステム】により空気と自然光が内部により多く入るように設計されています。

Mesabia Pramudhita Modouw

(メサビア・プラムディタ・モドー)
国立ガジャマダ大学 建築学科 プロフェッショナルコース在学中

図6

彼女もガジャマダ大学建築学科のプロフェッショナルプログラムの学生です。現時点で日本語は話せませんが、アメリカに留学していた経験があります。また、異民族の家族と共に育った為、異文化交流には慣れています。日本で働きたい理由は、先進国として建築技術が発展している日本で自身の建築スキルを磨きたいからだそうです。

図7png

こちらはメサビアさんのAmben(アンベン) Gayub(ガユッブ)というプロジェクトです。Batik(バッティク)という布は世界中で知られる、インドネシアの名産品です。このプロジェクトがある土地は昔からバティックを生産する村であり、このプロジェクトには国際的な名産品としてバッティクの認知を広げたいという思いが込められています。コンセプトはバティックの美術館を想定したエコミュージアム。Amben(アンベン) Gayub(ガユッブ)とはジャワ語から由来していて、Amben(アンベン) はジャワ式の椅子またはベッドの意味、Gayub(ガユッブ)は調和という意味だそうです。機能や設計、素材などによって周囲との調和を考えてデザインされたポートフォリオです。



人材採用難の日本採用市場。しかし、海外に目を向ければ日本で働きたい優秀な人材に、(日本の採用活動に比べ)労せずに出会う事ができます。この先、日本の人口が減少するのは確実です。いつまでも日本人の採用市場に捕われているわけにはいきません。いつの間にか時代に取り残されてしまう前に、自社の採用市場を海外へ広げてみませんか?


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