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私の婚活スタートのキッカケ

白馬に乗った王子様待ち

いつか自然に「結婚できる」と思っていた。
元々結婚願望はある。
ドラマの見過ぎなのか、ミラクルな出会いを知らぬ間に期待していて、自然な流れでどこかで白馬の王子様と出会うものだと思っていた。

20代後半。
彼氏なし。
両親と同居。
派遣社員。(当時。のちに介護士となる。)
土日は趣味のディズニー満喫。(年パス持ち)

周りの友達が合コンや学生時代、職場恋愛でできた彼氏と数年付き合って結婚し、家を買い、出産していく。
見事な出来上がったストーリーを辿る友人達に嫉妬しながらも、当時はそれが嫉妬と気づかずに嫉みとなり「あぁ、あの子達に何か悪いことが起きないかな」なんて思ったこともある。

「今は彼氏はいないけど、流行ってるホットヨガに通って外見に気をつけているし、きっと大丈夫。今の時代、30歳前半はまだまだ若いし‼︎芸能人だって30代半ばで結婚してたりするし。」

パンピーの私と芸能人を同じと見ている恐ろしさ。
焦る気持ちがないと言えば嘘だけど、周りを見てもアラサー、アラフォーで独身の方もいたからめちゃくちゃ焦るということはなかった。

一方で、親戚に「結婚は?」と聞かれれば、不快に思うお年頃。

私の場合は、
「この歳で結婚しているはずだったんだけど、実際結婚のけの字もない。」
「本当は今すぐに結婚したい。でもこの気持ちを素直に出すと負けている気がする。」
だから表面上は、
「時代が変わって結婚が当たり前じゃないんですよ、同棲婚だってありますし。」
とひねくれ満載だった。

本来なら、27歳で結婚、29歳で出産。
の予定だった。
白馬の王子様を探しにも行かなかった。
きちんと深く考えても来なかった。

大好きな仲良しの姉が結婚‼︎

私が30歳の時。
仲良しすぎる2つ上の姉が結婚した。

しかも国際結婚。
姉は欧州の方と遠距離恋愛だったから、お付き合いの頃から話はサラッと聞いていた。
旦那様が外国人ということもあるのか、姉に対して愛情表現が豊かで、姉夫婦の仲の良さがダダ漏れている♡

「あぁ、人を愛し愛されるっていいなぁ♡」

単純にこう思った。
私も誰かを好きになりたい。
誰かに好きになってもらいたい。
でも、出会いはない。

どうすれば良いのかもわからない。
姉の結婚を機に彼氏無し妹はアドバイスをもらい始めていた。
姉:
「どんな人がいいの?」
「私は全部ノートに理想像を書き出したよ」
「書き出すと明確に自分の望みがわかるし、引き寄せやすいらしいよ」
「外見だけじゃなく、どんな性格でどんな服を着ているかetc詳しく書きだすんだよ」

思えば、「自分の理想なパートナー」を明確に言語化するなんて考えたことなかった。

電車の中で「あの人がかっこいいな」とか「この中だったらあの人かな」なんて、心の中で思ったりはするけれど、、、

なんといっても恋愛ブランクがある私。
なおかつ白馬の王子様を待っている私。
「具体的」に結婚について考える能力が欠けていた。

頭ではなんとなく「こんな見た目かな」とかあるけど、いざ文で箇条書きしようとすると全然出てこない。

目標設定、自分の考えを明確にする作業の大切さ。
文章にして、気持ちの「見える化」は行動につながる第1歩。
はたして、私のタイプの人ってどんな人なんだろうか。。

自分という商品を営業すること

こうして姉の幸せな結婚を機に、結婚への意欲が倍増した私。
ただ結婚したいものの、明確な理想相手を聞かれたら答えられない。
こんなんじゃ、、確かに運命の人がもしも近くにいたとしても、アンテナが無さすぎて逃してしまう。

そして姉から質問されたこと。
「marimoと付き合うメリットは?」
「してもらうことばかり、自分の理想ばかりを掲げるのではなく、自分が相手に何をしてあげられるか考えて」

「もう、、私は浅はかな人間だ、、」
と落胆した。
こんなこと考えたことない。
男の人が私と付き合うメリットってあるのか?
私と同じ時間、空間を共有するわけだもの。
そりゃ、メリットがなければ付き合うまでもいかないよね。

自分のことなのに自分が一番わかっていなかった。

自分は何が得意で、どんな性格で、何ができるのか。

これって結局は、恋愛、結婚に限ったことではなくて【仕事】にもつながる考えだ。

自分という商品を魅力あるものに仕上げ、プロデュースし営業する。

気持ちで行動も変わる


いろいろな考え方、価値観はあるかとは思うが、

(ほとんどの女性に)
「白馬に乗った王子様」は存在しない。

「ビビビッと感じた」というエピソードもたまに聞くが、そもそもその方々もきちんと人と出会える場所に行動した結果でもある。
↑姉は旦那様と出会った時にビビビッと来たタイプ

結婚した姉と沢山話してアドバイスを貰い、
視点を変えることができたり、深く考えてみようと思えた。

身近な家族が結婚するって、友達が結婚するよりも将来の自分を考えるキッカケとなる。

自分の希望や理想を押し出すだけでなく、自分自身を見つめ直して自分の能力を高めること。
足りなかった部分を指摘されて、考えるということに向き合ったこと。
どうにか今の状況を突破しようとして行動しなきゃと思えたこと。
気持ちが変わるだけで、行動が変わる。

本当過去の自分にアドバイスができるなら、
「白馬の王子様はいない」
「自分で見つけに行くのよ」
「自分の手で掴むのよ、運命の人‼︎」
夢見る夢子の私にガツンとこのことを言ってやりたい。。




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