「しなかったこと」の後悔

「墓地で流される涙のうち何より苦いのは、伝えなかった言葉や、なさなかった行いを悔やむものだ。」
（ハリエット・ビーチャー・ストウ）
http://www.superdramatv.com/line/criminalmind/episode/detail1-11.html

海外ドラマを夢中で見ていた時期があって、私も「クリミナル・マインド」の格言のファンの一人です。
検索してるとそういう方、結構多いみたい。

以前の私は、気恥ずかしさや相手との温度差を感じて自分が傷つくことへの恐さが先に立って、伝えたいのに口に出さない言葉や、気付いてるのに気付かないふりをして何もしないという選択を、自分の中にたくさん溜め込んでました。

でも、それまで当たり前のように顔を合わせていた人たちと、ある日突然会えなくなるという経験を繰り返すうちに、そういうことが呼ぶ後悔の苦さを痛感するようになりました。

正直な気持ちをきちんと伝えておけば良かった。
連絡先くらい勇気出して聞けば良かった。

そんな風にズルズルと後悔するくらいなら、相手の反応で自分が傷付くことくらいどうってことないのに。
（…誤解を招きそうな文面ですが色恋沙汰の話は特にしておりません…）

今でもあります。
気になるな、仲良くなりたいなって思うのになかなか自分から声を掛けられなかったり、そうやってウダウダしてるうちに期を逸してしまったり。

だから時々この言葉を振り返って自分に問い掛けます。
もう二度と会えなくなるとしたら、あんたは後悔しないの？って。