見出し画像

ヒトクチコマキシラタキ|2020年7月21日・22日・23日の日記

2020年7月21日(火)

「あしたもがんばるぞ」と20日の日記をしめたわけだが、完全に寝坊した。

寝たのは2時半だったから最近の傾向からいうとそう遅くはなかったのだが、はっと目がさめたら11時44分だった。アラームかけたけど鳴らなかったな? 始業時間は10時半なので弁明の余地なしの寝坊である。在宅勤務でよかった~(ばれなかった)

急ぎの案件はなかったが12時から仕事にかかる。空腹をお水とチョコレートでごまかしていたが耐えがたくなり15時すぎにパンを買ってきて食べた(すぐ食べられるものが家になかった)。リカバリーもふくめて21時半に終業。

いそいでおつまみを用意して、22時からオンライン飲みをした。なんだかんだひさしぶりだったけどたのしかったな。6月以降は外でごはんを食べることもたまにあるが、いろいろと気になるところがないではないので、気兼ねなく大笑いしたりできるのはあらためてよい。

ひとと話していると、自分はおしゃべりが好きなんだなあと思う。あたまのなかにはつねに言語化されるのを待っていることばがあり、受けとめてくれるひとがいればいくらでも話したい気がする。一方でひとの話を聞くのも好きだ。興味の範囲がすこしずれている(すこしかぶっている)とよりたのしいように思う。

1時まえに解散して、はやく寝るべきとは思いつつ3時半就寝。いちどくらいの寝坊で生活が改善されると思わないでほしい。


・ ・ ・


土用の丑の日。3年くらいまえにひとり暮らしをはじめてから食べていないが(ふつうに高いので)、もやもやしていたところがなんとなく解消された。もうお店に出てしまったら食べざるをえないのでは?とも思うけど、消費の意志がないことをしめさないといけないよなあ。

絶滅といえば、TLにこんな本が流れてきて、とても読みたい。読みたいよ~。読みたいときに読みたい本が読めるあらゆる能力よ……


・ ・ ・


2020年7月22日(水)

10時半ちょうどにベッドから起きあがる。11時始業。お昼やすみに買いものに出る。すこし中断したりもしたが、連休前に片づけてしまいたい案件も多かったので20時まえまで仕事をした。

20時からはオモコロチャンネル生放送!

静止画でみるとあらためてすごいな(うるさい)。銀の盾ちょっと隠れちゃってるし。

そもそもわたしはyoutubeでオモコロ界隈以外のコンテンツをほとんど見たことがない(それ以外ではクラシックの音源をきくか、ラジオ体操をするかにしか使っていない)ので「銀の盾」というのも存在じたいを知らなかったのだけど、このおじさんたちがわちゃわちゃとたのしそうなのでよかったね~と思った。

45分くらいで配信がおわって、すこしごはんを食べたりしつつ連休前日のぼんやりした時間のながれに身をまかせる。だんだんとたまってしまっていた書類を整理していたら、山のなかに国境なき医師団からのDM(?)があって、気まぐれで寄付をしてみた。学校のような場所でもとめられたり、お店のレジのあたりで小銭をほうりこむ以外の寄付は、東日本大震災のときにしかしたことがなかったので、ほんとうに気まぐれである。そのあと、気になっていた九州の豪雨への寄付もした。

わたしは基本的には吝嗇なので、定期的に(たとえば毎月)支援をすることはできないし、世のなかではあらゆるひとたちが支援をもとめているからそのすべてにこたえることなどできない。仕事で絶滅危惧種をあつかった本をよむことがあり、そのときには野生動物保護に寄付したくもなった(が、しなかった)。自分ひとりがいちどだけすこしばかり寄付したところでなにも変わらないだろうという思いが強かった。あとふつうにお金が惜しかった。場合によってはお金の流れに疑問をもってしまうこともあったし、福祉の範囲ではと思われるところに個人の支出が必要なしくみじたいへの違和感もあった。

今回のことは「なんか、してみようかな」という以上の感情はとくになくて、これが人生のターニングポイントになる気もぜんぜんしない。災害がわかりやすい例になってしまうが、なにかが起きたときに心が動いて、いちばんかんたんな寄付という手段が思いうかんだとき(なにしろ指先ひとつでできる)、それをするかしないかがずっとぼんやりと引っかかっていたり、なんとなくタイミングをのがしちゃったなと勝手にきまりわるく感じたり、そういうことが面倒くさくなったのだ。

投資をはじめると社会のみかたが変わるとよくいわれるのとおなじで、寄付をするようになると世界がどう変わるのかという自分の感情に興味がある。これからしばらくは、出そうかなと思ったところにはとりあえずぜんぶ出してみようと思う(それで生活が立ちゆかなくなったらウケるな。まあほんとうにそういう状況になったら世界にたいする興味はほとんどなくなるだろう)。

話はずれるが、まえに上野公園でみた大道芸人さんがかなりよかったので、それ以来は足をとめてみたひとには投げ銭をするようにしている。「大道芸人にも、生活があります」といっていたのが印象的だったんだよなあ。それを仕事に選んだのは自分じゃん、と言ってしまってもぜんぜんいいと思うのだけど、それが仕事としてなりたつ社会のほうがいいじゃん、と思う。

この写真のどこかにわたしも写っているはずだが、自分でもみつけられなかった。


・ ・ ・


なにをしていたのかいまいち判然としないがいつのまにか4時になっていて、そのあとさらに恐山のdiscordの「反出生主義について考えるお部屋」をしばらくぶりにのぞきにいってしまった。

半分寝ているような状態だったのでやっぱりなにを言っているのかよくわからなかったが、思想のなかではいまいちばん興味がある。恐山がほんとうに本を出すならそのまえに土壌をととのえておきたい気がする。知りたいことばかりで時間がいくらあっても足りない。恐山のインプット量とアウトプット量はどうなっているんだ……

やっと読んだ。チャット内で必読とされていた記事。


・ ・ ・


2020年7月23日(木)

お風呂からあがって6時、日記を書こうとして一文字も書かずに寝落ちし、14時半に起きる。

ごはんを食べ、ひさしぶりに買った豆をひいてコーヒーをいれ、『本を贈る』を読んだ。きょう読んだのは製本、取次、営業という立場から本にかかわるひとたちの話。とくに取次の仕事のことがこれまでよくわからなかったので知れてよかったし、仕事にたいする姿勢にぐっときた。

19時に出かけて、すこし本を手放した。売ってしまうまえにもういちど読んでから……と考えてしまうが(吝嗇なので)、いま読みたい本以外は読むべきではない本だと思うことにする。読みたい本はいくらでもある。

20時半すぎに帰宅して、神田さんのnoteを見て以来食べたかったとうもろこしを食べた(見切り品で3本150円だった!)。

ゆでかたはいろいろあるようなので冨田さんのレシピどおりにした。

じっさいめちゃめちゃおいしかったし、満足感がすっごくて最高だった。ことしは夏っぽいこともあまりできないだろうし、こういうところで夏成分をとっていこうかな。

(よく考えたら夏はぜんぜん好きじゃないからべつにどうでもよかった。季節のおいしいものを食べるのはいいこと。)

本を読んでいる時間以外ずっとイマラジを聞いていた。もうすこしで最新回(#111)に追いつくところまできている。

この回でみくのしんが言っているお金にたいする考えかた、ぜんぶではないけどかなりわかるな……。わたしはこれほど徹底してはいないけど、自動販売機やコンビニで迷いなく買えるひとのことは理解できないなと思っている。(この回は “圧” がすごいのでおすすめはしないです。)

23時ころから日記を書いていま。お風呂入って寝よっと。


・ ・ ・


きょうは海の日、あしたはスポーツの日(元・体育の日)。祝日法をなんだかんだして連休にした、こんなに涼しい一週間。皮肉だなあ。


・ ・ ・


メモ

食事
https://scrapbox.io/marimo-alt/2020年7月21日にたべたもの
https://scrapbox.io/marimo-alt/2020年7月22日にたべたもの
https://scrapbox.io/marimo-alt/2020年7月23日にたべたもの

日課
・床の拭き掃除
・ストレッチ
・スクワット 20回 3セット
・湯船につかる

ラジオと動画
・オモコロチャンネル(登録12万人突破記念 生放送!)
・イマラジオ(~#94)
・匿名ラジオ
・音声放送(#34)

読みもの
・『本を贈る』(製本・笠井瑠美子/取次・川人寧幸/営業・橋本亮二)

・『日本国語大辞典』をよむ(今野 真二) | 三省堂 ことばのコラム
──第33回 用意と準備

・高橋源一郎「一億三千万人のための『論語』教室」
──「コロナの時代」に「論語」を読むこと。30


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?