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大好きな「生活維持省」がドラマ化された!

先日、星新一の作品である「生活維持省」がドラマ化されました!

この作品は星新一作品でもトップクラスに好きな作品です。

こちらの記事もぜひ見てみてください☺️

原作については上の記事で触れているので、ここではドラマについてや原作との違いを書いていこうと思います!


ドラマの方には、原作にはないオリジナル部分が少しだけありました。

原作では大きな家に住む娘さんが最初に"始末"されましたが、ドラマで一番最初に"始末"されたのは有名な画家さんでした。

ここで、たとえ地位も名声もある人だとしても、政府の生活維持に関する政策には逆らえないということが読み取れます。

また、生活維持省の外回りをしている主人公には、結婚を前提にお付き合いしている彼女がいることになっていました。

平和な世界で大好きな恋人とご飯を食べ、指輪をプレゼントする。素敵な時間が流れました。

しかし、自分は一般市民を始末する側。
いつかは自分も始末される側になるのかと無意識に考えているのか、政府に始末される悪夢を見てしまいます。

ここからは原作にもある通りに進んでいきました。

出かけているアリサさんという娘がターゲットになりますが、その母親が生活維持省の人と話す場面です。

原作を読んだ限り、私はアリサさんは小さい子どもだと思っていました。

ドラマでは、結婚を控えている20代くらいの子でした。

原作では「あれまで育ってきた、かわいいアリサを」という表現だったので、子どもとしても20代くらいの子としても捉えられそうですね!

さて、アリサさんを始末する場面ですが、思いっきり銃を向けてぶっ放していてびっくりしました(笑)

アリサさんも、母親の「逃げて!!」の声を聞き走り出そうとしましたが、やはり始末されることとなりました。

原作ではコナンで出てくるような、音がしなくて一発で仕留めるようなものを想像していたので、結構ガチめの銃で打っていてびっくりしました(゚ω゚)

原作では遠い遠い未来の世界の話ですし、光線銃が武器となっていました。

ですが、ドラマではまだ現代です。この辺はまだ原作の世界に追いついていなかったのかなぁ、と思いました。

最後のシーンですが、結婚を約束した彼女を残して…というところが、原作よりも胸糞要素が増していて個人的に好きでした!


ショートショートの作品が15分にドラマ化されると長く感じますが、楽しく見ることができました☺️

ぜひ原作もお薦めしたいです!!

最後にヘッダーの写真は、ドラマの生活維持省のオフィスの撮影地となった国際フォーラムです。

4年前に写真を撮りに行ったのを思い出し、写真を発掘してきました(笑)


ここまで読んでくださり、ありがとうございました🍀


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