こんな休日が最高に楽しい。

この前、久しぶりに夫が丸一日お休みの日があった。午前中にインフルエンザの予防接種に行くらしく、その近所に息子と行ってみたいと思っていた公園があったので、ついて行くことにした。

久しぶりの3人でのドライブ。とは言え、息子は車に乗るといるかいないか分からないほど静かなので、ほぼ2人で乗っているかのよう。久しぶりにたわいのない話をしながら、目的地へ向かう。

夫か病院に行っている間、息子と公園に向かう。初めて行く場所だから、泣いちゃうかなと思ったけれど、逆に初めてなのが嬉しかったのか、自らどんどん歩みを進めていく。

幼児用の滑り台を何度か楽しんだ後は、公園内をお散歩。小高い丘もなんのその。臆せずにずんずん登って行くので、私の方がヒヤヒヤ。そのあとは、道なのか分からないような急な坂道を降り、遊歩道を歩きながら、落ち葉やどんぐりを見つけては、指を指したり触ったり。最後は、道路の近くまで行って大好きな車を一緒に眺めた。

そうこうしているうちに、夫も予防接種が終わり、公園にやってきた。すでに30分は経っていたが、息子はまだまだ遊び足りないようなので、3人で公園を散策した。

思えば、3人で公園に来るのは初めてだった。いつもは息子と2人で遊ぶ公園も、夫もいると新鮮に映る。2人が一緒に滑り台をしたり、ブランコを楽しんだりする様子を見て、すごく温かい気持ちになった。なんて幸せな眺めなんだろう。そのあとは、3人でどんぐりを拾ったりと、すごく楽しい時間だった。

「せっかくだから、久しぶりにまりもの好きなお寿司でも食べに行く？」と夫が提案してくれたので、お昼は近くの回転寿司へ。久しぶりの3人での外食。息子もよほど嬉しかったのか、いやお腹が空きすぎていたのか、何度もいただきますのポーズをして、ご飯が待ちきれない様子。

息子にうどんを食べさせつつ、私たちもお互い好きなお寿司を食べる。みんなで大好きなお寿司を久しぶりに食べられて、心もお腹も満たされていく。やっぱり、家族で食べるご飯は格別だ。

帰りの車では、息子が久しぶりのお出かけに疲れたのか、既にぐっすり。私たちもまた雑談しながら、帰路に着く。息子はそのままお布団でお昼寝に突入し、私たちもソファでのんびりながら気づけば一緒にお昼寝していた。夕食は夫が親子丼を作ってくれて、みんなで美味しく食べた。

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家族で公園に行って遊んで、回転寿司でお昼を食べて、一緒にお昼寝をして、夕食を食べて。どこの家族にでもあるような、ありふれた休日の風景かもしれない。

でも私にとって、こんなささやかな休日の過ごし方が、最高に幸せなのだと改めて気づいた。だからこの幸せを忘れないように、ここに書き記しておこうと思う。

楽しさと、嬉しさしかないような、多幸感に溢れた、こんな素敵な休日をこれからも一緒に過ごしていきたい。どうか、ずっとこんな日々が続きますように。