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君が連れてきてくれた青春の日々。

この前、夫の学生時代のお友達家族のお家にお泊まりに行った。息子より1歳年上の双子ちゃんがいるお家で、今までにも何回か遊びに行ったことはあったけれど、お泊まりは初めて。地元の夏祭りに行ったり、バーベキューをしたり、水遊びをしたり、花火を見たりと、これでもかと夏をぎゅっと詰め込んだような1泊2日を過ごした。

息子にとっても、物心ついてからのお泊まりは初めての経験で、なんなら夏祭りもバーベキューも花火も初めてで、この日は昼寝をすっ飛ばすぐらいには目一杯楽しんでいたようだ。(顔はポーカーフェイスだったけれど笑)

そして、夜になって子どもたちが寝静まると、今度は大人の時間が始まる。みんなでマリオパーティーをしたり、お酒を飲みながら(私はノンアル)色んな話をしたりして日付が変わるまで楽しんだ。私以外が学生時代からの知り合いで、話を聞いていることの方が多かったけれど、話を聞くのが好きなこともあり、色んな話を聞けて楽しかった。

何より結婚して、子どもを産んで、歳を重ねても学生の頃みたいに、はしゃいで青春みたいなことができるなんて、なんて楽しいんだろうと思った。いくつになっても、こんなふうに楽しい時間を過ごせるって素敵だなぁ。

というか、むしろ子どもが生まれたからこそ、楽しめている時間なのかな、とふと思ったりして。プールも、夏祭りも、花火も、もちろんカップルや友達同士でもすることはあるけれど、子どもがいるからこそ、連れて行ってあげたいなとか、見せてあげたいな、という思いが生まれて実現することもある気がする。

大人になった私たちだけだともうしないようなことも、子どもと一緒ならもう一度経験できる。そういうことって案外あるんじゃないだろうか。実際にこの前も家族で海に行ったら、私の方がテンションが上がって楽しんだりして。だから、なんというか、子どもを通して青春を追体験させてもらっているような感じがする。

これから息子が大きくなったら、もっとできることも増えて、さらに楽しめることも増えるだろう。その度に、私たちは息子と一緒にまた青春のような時間を味わうことができるのかもしれない。そう思うと、これから歳を重ねるのも悪くないなぁと思ったりして。

思いがけず、君が連れ戻してくれた青春の日々。今度は家族と一緒に楽しめることが素直に嬉しい。これからもそんな日々に胸を躍らせて、毎日を過ごしていこうと思います。



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