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写真は、宝物になる。

この前、立て続けに動物園や水族館、アンパンマンミュージアムに家族で出かけた。周りではよく家族でお出かけしたという話を耳にしていたけれど、我が家は夫の仕事が忙しくて、なかなか行くことができなかった。

でも急に仕事に余裕ができたタイミングで、今までを取り戻すかのように、色んなところへ家族で足を運んだ。

もうすぐ2歳になる息子は、だんだんと記憶力もついてきたようで、ちゃんと出かけたことを覚えていて、動物の写真を見たり、アンパンマンの人形を手にとっては、「んっ!」と外の方を指して、みんなで出かけたことを思い出しているようだった。

そんな息子にとって、一番の良かったおみやげが実は写真だった。水族館とアンパンマンミュージアムでは、スタッフの方が家族の写真を無料で撮ってくれるサービスをしていて、せっかくならとお願して撮影してもらったのだ。

かわいいフレームの中に、家族3人が笑顔(息子は真顔)で写っている素敵な写真を撮ってもらい、それ拡大したものを専用のケースを購入して入れてもらった。今はそれをダイニング近くの棚に飾っている。

ご飯を食べる時、息子は必ずこれらの写真を眺めては、「んっ!」と言って指を指す。「そうだね。水族館とアンパンマンミュージアムに行ったね。」と話すと、嬉しそうに笑ったり、時には拍手をしたりして、楽しかったと言わんばかりにアピールしてくる。

そっか、写真って宝物になるんだ。息子の姿を見て、そう気づいた。今までスマホで写真を撮ることはあっても、こんなふうにちゃんと形に残しておくことはなかった。でもこうして写真を見ては楽しかった思い出を思い返し、笑顔になる息子の姿を見ると、写真に残して家に飾ることって、すごく素敵なことなんだなぁと思えた。

ぬいぐるみやお菓子など、いろんなお土産を買うものいいけれど。こんなふうに家族の写真を撮ることが、実は子どもにとって、そして私たち親にとっても、すごく嬉しいことなんだと分かった。家族みんなが写っている写真を撮れることって意外と少ないから、またお出かけした時は積極的にこういう写真を撮っておきたいなぁと思う。

さて、今度はどんな場所で、みんなで素敵な思い出を作ろうかな。

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