それこそが「聖地」

一度は行きたい場所は、色々あります。

小学生の頃は江戸川乱歩が好きで、少年探偵を読み漁っていました。
そこから学年が上がるにつれて、ルパンやシャーロックホームズ、赤川次郎等を読んでいました。

その流れでハマったシャーロックホームズシリーズは、少し難解でありましたが、ストイックなシャーロックホームズに憧れ、シャーロックホームズの事務所兼自宅に行きたくて、イギリスはロンドンに行きました。
もう、何十年も前の事なので、ドキドキ、ワクワクしたことは覚えていても、細かいディテールは忘れてしまっています。
残念過ぎです！　ぴぇん

他にもずっと行きたくて、数年前にやっと行けた場所は、寺田屋です。
元々、坂本龍馬が好きだったところに、 漫画「お〜い！竜馬」ですっかりハマり、司馬遼太郎の作品「竜馬がゆく」も読んだと思うんですが、とりあえず大好きな坂本龍馬の軌跡を辿る為に、ずっとずっと行きたかった場所でした。

お〜い！竜馬は、小山ゆうさんが描かれていて本当に好きな作品なんですが、アニメ化され主題歌を歌っていた武田鉄矢さん。
本の原作者が、武田鉄矢さんの名前になっていて、本人？え、本人？！と思っていましたが、御本人でした。
武田さん、多彩ですね！
何十年も行きたかった、縁の地を訪れるのは、ときめきますね。
京都は沢山そんな場所があり、訪れると心拍数が大変なことになってしまいます。笑

あと、まだ行ってなくて、ずっと行きたいと思っているのが、松下村塾です。
どなたかが、思ったより小さいとコメントされていましたが、
そんなことは、どうでも良いのです。
小さいかどうかは、私が感じます。
新しい日本を創造した人々が、日々肩を並べて学んだ場所を、そこで教育が行われていたというドキドキを、感じたい。
てか、行きたい行きたい！！

あと、辞世の句「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置まし 大和魂」を刻んだ石碑は、東京に残されているようですので、歴史を感じる為に行って見てみたい気もしますし、お亡くなりになった場所に近いのでしょうから、怖いような気もします。

他にも高校時代大好きだった太宰治。
生家が記念館としてあるようです。
しかも名前は「斜陽館」
斜陽！？
やっべええええええ。
行きたい！行きたい！！

太宰さんという方は、ご自身の訛を気にされていたと、何かの記述で拝見したことがあります。
私からすると、簡単に真似できない訛かっこいい！と、思ってしまいますが、御本人からするとしんどかったんでしょうね。
入水自殺の際に女性と心中する意味が分からなくて、まだ若い頃の私は、「 女の方もよく付き合いで死ねるな。命を差し出せるな。」という感想を抱いていました。
でも、ある程度年を重ねると、あー絆されちゃったのか、と思えてくるから、歳を取ると感じ方が変わってしまうのでしょうね。

死ぬ以外の選択肢は無かったのかなーと、何度か考えてしまって、ツラくなったりもするのですが、
そういうんじゃなくて、二人で死ぬっていう行為がもう、至高だったのかなとか。
思いを馳せてしまいます。
そんな大好きな太宰氏に触れられる「斜陽館」に、是非一度は行きたい！行きたい！！

なんか、行きたい場所を叫んでいるだけの内容になりつつあります。笑

私なんて単純ですので、
二条城に行けば、「ここで！大政奉還が！！」と、心拍があがり、
法隆寺に行けば、「ここで！！和を以て貴しとなすが！！」と、意味不明の興奮に包まれます。

本当に単純です。笑

一度は行きたい「あの場所」を思い描く為に、今一度大好きな坂本龍馬や太宰治、吉田松陰先生を学び直したいです。
あと、少し気になっている宮本武蔵(from吉川英治作品)や宮沢賢治のことも、色々知って、聖地巡りがしたいです。

と、いうことは、「 一度は行きたいあの場所」 というのは私にとって、「聖地」なのかも知れません。

#一度は行きたいあの場所